夕方草刈りから戻ると、猫の変な鳴き声が聞こえました。
声のする方へ歩いて行ったら、黒猫がクヌギの木から下りて来ました。
ということは? 木の上を見たら、やっぱり。
こちらをじっと見ているのは、雄の子猫、あのおびえたような声の主です。
下にいるのは大きな雄で、先日ビクが産んだ猫の父親だと思うのですが、
木の上の猫もこの猫の息子のはずです。
親子だと分かるのか、分からないのか?
親子でも直ぐにオス同士はライバルになる訳で、それが野良猫の宿命、
大きな黒猫が去るまで、子猫は木から下りられません。
数年前にも同じ雄の真黒な子猫がいたのですが、いつのまにか姿を消し、
以来一度も見なくなったので、どうしたことか・・・。
野良猫は自由ですが、太く短くの一生でもあります。
21日にアップしたオオデマリの花は、真っ白になりました。
黒猫と白いオオデマリ、どちらも厳しい自然を生きています。