MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

腑に落ちた虫事件

2020-08-24 23:54:18 | おもしろい

昨日何となく、ばあちゃんの台所のガスレンジをつけてみたら、

またまた、左のコンロだけつかない・・・。

8月5日に修理屋さんに来てもらって、虫が原因と分かり、

直って3週間も経たないのに?

再びカスタマーセンターに連絡したら、保証期間内ということで、

再度修理に行く手配をするとのこと。

さっそく今日の午前中に連絡があったのですが、その際、

多分また虫でしょうと言われました。

前回の修理に問題があってのことなら、保証期間内の無料修理になるが、

また虫なら、平常修理になると言われました。

なるほど、理屈は通っている・・・。

そこで、確かに虫が原因なのかは分からないので、それだけの確認なら、

保証期間内として見ていただけますかと聞き、OKが出て来てくれました。

確かに虫だとはっきりすれば、そこからは自分でやるつもりで、

ねじを外す順番をしっかり見ていました。

結果は、大当たりの虫!

年に数回あるかという虫が原因の故障が、1カ月経たないうちに2回あるなんて!

こんな奇跡が起こるとは・・・と、その時は超驚きました。

ノズルから出てきたさなぎの抜け殻らしき物と、小さな蛾のような虫です。

虫は生きていて動いていました。

これがノズルについていたのですが、修理の方が取ったので、

取ると修理になるのでは?と確認したら、それはこちらで何とかしますとのこと。

ノズルを外して中も確認してくれました。

どうしてガスの通り道に虫が入れるのか、聞きました。

ノズルの穴の部分で、ガスと空気が混じる仕組みになっているのだそうです。

正直、この虫取りだけで9020円使う気はないので、自分でやるつもりでしたが、

さすがに修理の人も、これですと言って帰る気にはならなかったようです。

ばあちゃんに、また虫が原因だったけれど、続けて起きるのが不思議だと話しました。

自分がされて嫌なことは、人にしない、そう思って生きているので、

ばあちゃんの持ち物やタンスの中も、キッチンの引き出しも見ることはありません。

昼にばあちゃんが、ガスコンロの下の引き出しの中の物を出しているのを見て、

不思議でたまらなかった虫事件が、瞬間的に腑に落ちました。

引き出しにばあちゃんが入れてあった物は、干した芋がらや切干大根、

それらを切ってポリ袋に入れた物がいくつも。

2カ月くらい前に、ばあちゃんの台所に小さな虫がいっぱい飛んでいたので、

何度か言っても、ばあちゃんは知らないような顔をしていました。

虫に対する意識が違うので、私は言うのを諦めたのですが、これだったのか。

多分干したものが湿気てきて、袋の中に虫が湧き、その虫が飛び出して、

ガスコンロの中に入り、ノズルに卵を産み付け、ガスの通り道をふさいだ。

奇跡のようなことに思えたガスコンロの虫は、確かに稀なことかもしれませんが、

ばあちゃんの台所では、自然の成り行きだった気がします。

私が言った「すごく小さい蛾のような虫」で、ばあちゃんもハタと気づいたのでしょう。

コメント (2)
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