去年の台風19号で、裏がかなり大々的に崩れたのですが、
部分的に残った場所がありました。
大雨が降ればすぐに崩れると思っていたのですが、春が過ぎ、
あの長梅雨を経ても落ちない・・・。
7月は毎日何度も裏を見て、落ちるはずなのになぜだろうと、
不思議でなりませんでした。
草が出ていた方が、雨の当たり方を弱く出来ると思うのですが、
あまりに草が伸びてしまって、鬱陶しい、もう限界。
どうせ落ちるのだからと、梯子を持って来て刈ってしまいました。
なぁんだ、こういう事だったのかぁ。
不思議だとずっと思っていたことが、全然不思議じゃない!
曲がって黒く伸びているのは、根っこ、これだけじゃなかったのです。
柿の木に似た木の切り株が、大中小3つありました。
この切り株から出ている根っこが、杭のように土手に入っていて、
この大きな土の塊を支えているということです。
元々の場所よりもかなり下がって来ていて、塊の下には空洞もあり、
いつかは必ず落ちる、それは確かなことです。
よく見ると、崩れた所の端にはクヌギの切り株もいくつかあります。
これから来るであろう台風で、いつまで持ちこたえるのか?
順番に一つずつ落ちてくれれば、その都度片付けられるので、
こちらとしては有難いですが、そうはいかないでしょうね。
切り株と一緒に土もドサッと落ちるでしょうから、
やれることからやる、それだけです。
不思議が解消して、そこはスッキリしました。