白之進の根っこが伸びて、そこから芽が出た桜は、ずっと小さかったのに、ある時からぐんぐん伸びました。
毎年、どこで切ろうか悩みながら、去年は太い枝を何本か切りました。
2~3年前から、中央の上に伸びる木をどうするべきか考えて来て、今日、ついに切りました。
この木が出ている場所は、土手の端の斜面、大きくなったら倒れる可能性大だと思うのです。
未来は分からないけれど、今良いと思う事をする、それが生き方なので。
ノコギリで何とか切った幹は、直径11センチにもなっていました。
注意して切りながら、もっと早く切れば良かったのに、そう思った時、いやいや違うな。
何年か悩んできたから、今日切れたんだ、きっと桜も分かってくれる、そんな気がしました。