MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

マーマレード

2013-04-25 20:40:01 | 食べる
農園の横に 2本の甘夏の木があります。
ばあちゃんが来た時には既にあったというので 年は多分60代半ばだと想像します。
消毒も肥料もやらないのに 毎年ちゃんと実をつけます。
ばあちゃんの話では 最近の方が昔よりいい実がなるというのですが
それは 剪定をするようになったからではないかと思います。



昨日は雨だったので マーマレードを作ってみました。
作り方はいろいろあったので それらを参考にkomako風でやることにしました。
千切りにした皮を450g これは簡単 袋から出した実を700g これには手間がかかります。
種にもペクチンがたくさんあるというので 利用しました。

千切りの皮を水で少しもむように洗ってから 1回茹でましたが かなり苦いので
一度ザルにあげてから もう一度茹でこぼしました。



鍋に実と砂糖を入れ つぶしながら火にかけて その上に茹でた皮を入れて煮ました。
種も少量の水で煮たのですが まだヌルヌルしているので 味噌漉しに入れて一緒に煮ました。
煮詰めすぎないようにという注意書きが多かったので 一度早めに火を消して とろみ加減を確認しました。
砂糖は味をみながら増やしていき 最終的には700g使いました。
熱湯消毒しておいた小瓶に 熱いマーマレードを入れ すぐにふたをして 完成!

今朝食べてみましたが 普通のジャムよりサラッとしています。
味は 私にはOK。
マーマレードの面白いところは 甘さと酸っぱさだけではなくて 自分好みの苦味を調節できるところです。
作り方をちょっと変えるだけで 苦味は幅広く変えられると思います。

小さな蕾が出来始めたので 甘夏を全部取ったのですが かえって酸味が増している気がしました。
先日 種用に保存しておいたサツマイモを食べたら 冬に食べた時の甘さはありませんでした。
人間にとって美味しくなった後は 次の命の準備に取り掛かるということかな。
生きているということは 常に変化しているということ。 



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