ばあちゃんのデイサービスの日だけ、見送った後、猫達にエサをあげています。
子猫が産まれても、生き残るのは稀ですし、自然淘汰は仕方の無い事です。
自然にそういう習慣になったので、今朝が一発勝負の日。
この緊張感はどこかで経験したような・・・。
思い出したのは、初めて就職先の仲間とスキーに行った時の事。
初めてリフトに乗り、あの降りる時のドキドキ!
50年近く昔の私の1ページを、懐かしく思い出しました。
さて、手袋をしてネットを広げ、エサを食べているビクに被せました。
被せたつもりが、ビクはスルリと抜けて少し離れ、こちらを見ています。
エサの後でいつも薄めた牛乳をあげるので、再度挑戦。
用心する様子も無くビクも飲んでいるので、今度は素手でネットを被せようとしましたが、またスルリ。
こちらを見て、「何してるの?」とでも言っているのか。
不思議なことに、焦りもがっかりも感じずあきらめ、すぐに動物病院へ電話をして、予約をキャンセルしました。
申請から60日の猶予がありますが、もういいにしようかなという気持ちです。
捕まえられそうになったのに、ビクは逃げることもなく私を見ています。
ビクの顔が曲がってきているのは、大分前から気づいていて、野良猫で10才以上ですから、体も弱っていることでしょう。
捕まらなかったのも運命、今はこのまま自然に任せようという気持ちです。
ばあちゃんのデイサービスの日に、役所と動物病院に2回ずつ行き、捕まえようと自分なりの努力はした、それは事実です。
ケセラセラ、なるようになる、そんな気分です。
昼間は姿を見せない事もあるビクが、今日は3匹でゆったりしていました。
子猫が産まれても、生き残るのは稀ですし、自然淘汰は仕方の無い事です。
ビクは吐く事が増え、今日も朝のエサと牛乳を吐いてあったので、体に何か異常があるのかも知れません。
私自身に、手術を尻込みしたい気持ちがあったのかも。
ひとまずは区切りをつけたので、私の胃腸も平常に戻ったようです。
コメントありがとうございます。
そうなんですね。
目の回りがくしゃくしゃしていたり、咳をするような姿もよく見ます。
野生の本能を無くしたら困るので、エサもたくさんはあげないようにして来ました。
厳しい自然の中で10年以上生きてきた運の強さ、今回捕まらなかったのも、そういうことかなと思います。
高齢猫の手術は、獣医さんも悩むと言っていました。
これで良かった、そんな気がします。
野良猫は大体が白血病と猫エイズを
持っているそうです。
子猫で保護された猫は別ですが、10年
もの野良猫生活だと寿命は近いかと!