昨日何となく、ばあちゃんの台所のガスレンジをつけてみたら、
またまた、左のコンロだけつかない・・・。
8月5日に修理屋さんに来てもらって、虫が原因と分かり、
直って3週間も経たないのに?
再びカスタマーセンターに連絡したら、保証期間内ということで、
再度修理に行く手配をするとのこと。
さっそく今日の午前中に連絡があったのですが、その際、
多分また虫でしょうと言われました。
前回の修理に問題があってのことなら、保証期間内の無料修理になるが、
また虫なら、平常修理になると言われました。
なるほど、理屈は通っている・・・。
そこで、確かに虫が原因なのかは分からないので、それだけの確認なら、
保証期間内として見ていただけますかと聞き、OKが出て来てくれました。
確かに虫だとはっきりすれば、そこからは自分でやるつもりで、
ねじを外す順番をしっかり見ていました。
結果は、大当たりの虫!
年に数回あるかという虫が原因の故障が、1カ月経たないうちに2回あるなんて!
こんな奇跡が起こるとは・・・と、その時は超驚きました。
ノズルから出てきたさなぎの抜け殻らしき物と、小さな蛾のような虫です。
虫は生きていて動いていました。
これがノズルについていたのですが、修理の方が取ったので、
取ると修理になるのでは?と確認したら、それはこちらで何とかしますとのこと。
ノズルを外して中も確認してくれました。
どうしてガスの通り道に虫が入れるのか、聞きました。
ノズルの穴の部分で、ガスと空気が混じる仕組みになっているのだそうです。
正直、この虫取りだけで9020円使う気はないので、自分でやるつもりでしたが、
さすがに修理の人も、これですと言って帰る気にはならなかったようです。
ばあちゃんに、また虫が原因だったけれど、続けて起きるのが不思議だと話しました。
自分がされて嫌なことは、人にしない、そう思って生きているので、
ばあちゃんの持ち物やタンスの中も、キッチンの引き出しも見ることはありません。
昼にばあちゃんが、ガスコンロの下の引き出しの中の物を出しているのを見て、
不思議でたまらなかった虫事件が、瞬間的に腑に落ちました。
引き出しにばあちゃんが入れてあった物は、干した芋がらや切干大根、
それらを切ってポリ袋に入れた物がいくつも。
2カ月くらい前に、ばあちゃんの台所に小さな虫がいっぱい飛んでいたので、
何度か言っても、ばあちゃんは知らないような顔をしていました。
虫に対する意識が違うので、私は言うのを諦めたのですが、これだったのか。
多分干したものが湿気てきて、袋の中に虫が湧き、その虫が飛び出して、
ガスコンロの中に入り、ノズルに卵を産み付け、ガスの通り道をふさいだ。
奇跡のようなことに思えたガスコンロの虫は、確かに稀なことかもしれませんが、
ばあちゃんの台所では、自然の成り行きだった気がします。
私が言った「すごく小さい蛾のような虫」で、ばあちゃんもハタと気づいたのでしょう。