台風15号は、静岡県の中西部に大きな被害をもたらしました。
山の頂上に建てられた送電線の巨大な鉄塔が、崩れて折れてしまった結果、
11万件以上が停電したそうです。
針葉樹の山が崩れたのは、鉄塔を建てたことが影響しているのでは?
映像を見ていて、そんな気がしました。
こちらは、朝方雨と雷がすごかったですが、周辺に大きな被害は見られません。
草を刈らないでおいた事が、崩れるのを防いだのだと思います。
去年までは常に草刈りを繰り返してきたので、こんな景色になることは無かった。
それは自分が、草刈りが済んですっきりした景色を眺めたかったからなのですが、
今年は夏から方針を変えて、必要最小限の草刈りにした結果、こうなっています。
道路から大斜面を見下ろすと
斜面に作った道も、どこにあるのか分からない程です。
草がびっしり生えているという事は、天然のシートで覆っているようなもので、
土の崩れを予防しているのは確かだと思うのです。
2019年の台風19号で崩れた家の裏は、急斜面になってしまい、
いっさい草刈りをしなくなってからは、クズが伸び放題です。
もうすぐ3年経ちますが、どんどん崩れると覚悟していた土手は、まだもっています。
ここも草がカバーをして、崖崩れを防いでいるように見えます。
イノシシが来ないように草刈りをしないと決めたことが、台風にも役立った。
今の所、イノシシも侵入している様子は見られません。