バカの遺伝子

日曜日に彼女が来て、二日経った昨日。
晩御飯のときに、初めて彼女のことを話題にしてみた。
何も言ってこないから、なんかあったのかな？って思って気を使っていたんだけど、何のことは無い。
日曜日に、ママと彼女が喧嘩することなく話をしていたので、すっかり安心していただけらしい。
だったら言えよ。まったく。

彼女が来たからって、何もしないで、テーブルに座って話なんてできないじゃないですか？
彼女だって緊張しますよね。
だから、手もちぶさにしてる彼女に布巾を渡して「お手伝いしてもらえる？」って言ったんです。
あとは、武士ネタで盛り上がってただけなんです。

それを、階下で竹刀を磨きながら聞いていた武士は、良かった良かったと、一人で嬉し涙を流していたそうな！！！

泣いてたってよ！！！！

あはははははははは！！！

いくら、あたしだって、良く知りもしない子を虐めませんよっっ

だけど、日曜日に彼女と話しをして思ったけど、本当に武士を見ていない。
彼女がイメージしている男性像を、武士が演じているとしか思えない。
武士が、自分で「たけ、頼りないよ。当てにならないよ」と言ってるって言うのに、武士が当てになるって信じてる。
これは、これは。。。

武士に、忠告しましたよ。
彼女は、今、なんだか、夢を見てるみたいだから。
本当のあんたが見えて、夢から覚めたときに、どうなるかだよね。
あんた、元がしょぼいんだから、覚悟しておきなさいよね。。。

たけ「うん、わかった」

あんなに難しい数学ができるのに、普通のことが普通に理解できないのって、なんだか、不憫ですよねぇ。
博士とか、高給取りとか、良い会社に勤めるとか、嫁を満足させるステイタスでも持たないと、見限られますよねぇ。

そーいやー、２度も嫁から見限られた元旦那から電話が来た。
今嫁なんて、自分の友達に寝取られてやんの。バカだよねぇ、まったく。
あのバカ「武士は、もう、２０歳なんだから、ほって置けばいいじゃないか」と、のたまった。
ホントに、バカ。
ほって置いたら、家に帰ってこなくなるよ！！！
カラオケだの何だのって遊んでばっかりなんだから。
学校も行かなくなるよ！ってか、そもそも、遊びすぎて朝起きれなくなったから、怒ったんだよ！

何もわかって無いくせに、いっちょ前の事だけ言って、父親面するんだから。
ああ、離婚してよかった！　と、再度、認識した。

んで、こいつの血が武士の身体を半分流れてるんだと、あらためて認識した。
この考えの浅さ。
表面だけ取り繕おうとする、アホさ。
笑ってたら幸せなんだぁ～　って思い込む単純さ。

母、大きなため息、ひとつ。。。