おばあちゃんの誕生会

４月にプレイスメントが終わり、わたしの学校生活はそこで終了したはずなのに、１年ちょっと図書館通いをして、四苦八苦していた癖が抜けてなかったのか、最近、やっと、空白の時間を楽しめるようになってきました。
実に、学校が終わってから半年でございます。

勉強をしていると、あっという間に１時間、２時間が過ぎてしまうので、１時間しかない、２時間しかないって思っていたのですが、今では、１時間もある、２時間もある！と、ある方を見れるようになってきました。

やっとですよ。抜けるまで、半年かかりました。

何が問題だったかと言うと、１時間しかないと思ったら、やろうと思ったことを終わらせる事ができないんじゃないか、だって時間ないし。。。と考えてしまうので、次の予定まで、ボーッとしてしまうんですよね。
時間がないと思っているから、次の予定までに、何か別の用事を入れて、次の予定に間に合わなくなったら困るので、下手なことはしないで、家でテレビ見とこう〜　となってしまいます。

結局、気づいたら２時間、３時間消えていて、この状態は、勉強してる時と同じ状態だったんですよね。
もちろん、勉強してる時と同じように、最高３時間同じところに座っていたら、あとは体を動かすために動き出しますが、この癖がなかなか抜けなくて困っていたんですよねぇ。

週に三日、それも、全部で１０時間くらいしか、仕事をしてないのに、１週間予定でいっぱいいっぱいに感じていたんですよねぇ。ああ、もったいない。

よく考えたら、月曜日は、まるまる空いているし、火曜日は午後から仕事だし、水曜日はまるまる空いてるし、木曜日も午後から仕事。金曜日は朝から昼まで仕事。隙間だらけじゃないのさ？
その隙間が、埋まってる気がしてる時は、多分、セッションしてるんじゃないかなぁ。

セッションすると、時が飛ぶから。。。自分を時間の狭間に落とすから。。。本当に、ワープした感じになって、その時間の間は、この体で生きてないので、何にもしてない気持ちになるんですよねぇ。
前は、セッションの本数が多かったから、毎日、何もしないで過ぎて行ってて、生きている実感が薄かった気がします。

手応えっていうのかなぁ。
ああ、生きてるね！って思えるのは、最近だと、椅子に座っていたら、美鞠がのしかかって来るんだけど、あの重さを感じた時、生きてるんだぁ〜　と、ヒーヒー言いながら感じますです。
あの子、なんかデブってるなぁって思ったら、学校であまりもの食べたり、朝にマクドナルドで朝食食べたり、わたしの知らないところでカロリーを接種しておりましたです。

尚且つ、素早く動くと脳疲労がひどくなるので、学校へ行った日はジムへ行けません。
ますます、でぶる。
美鞠、現在６３kg　ひゃあああああああ




まぁ、そんなこんなで、昨日は、元旦那のおばあちゃんの９６歳の誕生日でした。
家族がみんな集まって、それはそれは賑やかパーティーでした。
おばあちゃんと言えば、お義母さんの末の妹さんが面倒を見ているのですが、その人の息子さん夫婦が４軒隣の家に住んでいて、孫夫婦がおばあちゃんの面倒を見ています。

そこの嫁が、意地悪で、自分は大学院を出て賢くて、それを鼻にかけていたのですが〜
私たちの世代で、大学院を出たのは、彼女だけなんですよね。嫁婿合わせても、彼女だけです。

んで、１０年ちょっと前のある日、おばあちゃんが武士の成績表を見て、大喜びで彼女に「武士、メルボルン大学入るんだって。成績いいから入れるねぇ」と話したところ、「今は、メルボルン大学は難しくて、誰でも入れないんですよ。いくら、ハイスクールでいい成績とっても無理ですよ」と言ったもんだから、心配したおばあちゃんは、三日間お腹を下し、わたしに打ち明けてくれました。

わたしは、「まぁ、大丈夫だから。待ってて、今、メルボルン大学入れるって証拠見せてあげるから、もうちょっと待って」と言って、安心させてあげて、おばあちゃんの下痢は治りました。
どんな理由でも、年寄りを心配させて、下痢させたらダメだ。可哀想に。

その結果、武士は、日本語と数学で高得点を取って、高得点を取った子供たちの名前が新聞に載るのですが、この２科目で名前が載りましたです。

受験２年目が、本番なんですけど、ここでも彼女はおばあちゃんに悪魔のささやきをします「１２年生の受験が本番だから、まだ、わからないわよ」
わたしは「おばあちゃん、武士の成績表Ａいっぱいあったでしょう？大丈夫だよ。ドリーン（元旦那の妹）が、あの成績表はクレイジーだって言ってたから、きっと大丈夫だよ」と言って、安心させました。

その後、無事にメルボルン大学に入り、途中、彼女事件が勃発しましたが、無事に別れてくれて（ほっ）、なんとか大学院を卒業。晴れて機械工学の学位が取れたんですが、彼女が「おめでとう」と言った目は笑っていませんでした。

彼女には息子さんがいて、小さい頃から空手とか、公文より良い塾に入れていると自慢していたのですが、ある時から、自慢してこなくなったので、どうしたのかなぁ？って思っていたら、旦那（こっちが元旦那のいとこ）が、メルボルン大学に入るほど学力がないと。

今まで、大学院も出てない私たちを見下していた彼女は、わたしと義妹（ジェニー）の息子たちがメルボルン大学に入っちゃったんで、昨日の誕生会では、自慢話が何一つ出てこなくて、とても静かでございました。

なんでも良いけど、そんなところで上がったり下がったりしてると、はげるよ！って思うんですが、彼女は心の隙間を埋めるように食べてるらしく、おデブのわたしの２倍の大きさでございます。

ここはオーストラリア！最初からメルボルン大学に入れなくても、成績が良かったら編入できるんだし、別に大学へ行くのが人生じゃないし、そもそも、オーストラリアなんて、大学に行かなくても、家買えるくらいの仕事はできるんだし、もっと自由に自分の可能性を試させてあげたら良いのに。

この場合の家の金額は、大体、日本円で５千万円くらいかな。
最低賃金が高い上に、共働きが多いので、世帯所得が税込みで１５００万円って珍しくないんですよね。

楽して稼いで、年間４週間のホリデーを楽しんで（有給４週間まで、連続で取れます）、豊かに生きてもらいたいものです。



ああ、おばあちゃんの誕生会の話しが、彼女の話で終わってしまったw
なんか生気がなかったんで、すごく気になったんですよねぇ。

おばあちゃんの孫大集合で、お義母さん４人兄弟なのですが、それぞれの兄弟の子供たちが集まって、いとこ大集合でした。一人はシンガポールから飛んできて、おばあちゃんの誕生会をお祝いしてくれました。
来年、札幌に私がいる時に来るらしいので、来たらどっか連れて行こう。

武士も彼女と一緒にやってきて、あちこちの元旦那のいとこたちにつかまって、仕事の話しとか大学の話しとか、楽しそうにしていました。武士もおっちゃんだから、お父ちゃん世代の男たちと、ちゃんと話しができるようになってきましたなぁw

ああ、そうそう、なんと、元旦那も来ていました。
美鞠が嬉しそうにしていたのに、やつは、さほど気にも留めず、最愛の息子へひらひらとw
クリスマス頃に戻ってくるって言うし、そしたら、一緒にポケモンでもやって、美鞠と遊んでもらわなくちゃ。