白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

深夜の騒音

2010-08-03 23:37:41 | うさぎのこと
冷房のタイマーをセットして寝る。

丑三つ時、寝苦しさに目覚める。

暑い・・・。

再度、冷房のタイマーをセットし、

さあ、眠ろうとした時、

じっとこちらを見つめる視線に気づく。


白うさぎ、何見てるんだ。


首筋の毛が、チリチリいうのを無視して、

灯りをつけたまま、必死で寝った一昨日。



同じように、寝苦しさで目ざめた昨晩。

真っ暗な部屋の中、

ばたばたとかけずり回る足音がする。

手を伸ばして触れようとするが、触れない。

灯りをつける。

じっとこちらを見つめる白うさぎに気づく。

そして、ふっと、気づいてしまう。

無防備に眠っていたが、

もし、彼女たちがその気になれば、

噛み傷の一つ、二つ、た易いことなんだな。

顔だって、目だって、と、恐ろしい考えがよぎる。

いつものように、部屋を飛び回る足音を聞きながら、

だけど、なんだか背筋に冷たいものを感じ、

必死に眠る。



信頼関係が、失われつつあるのに、

潜在意識が気づいたのかもしれない。

そういえば、待遇が、かなり悪化している。

春には、毎日のように与えられた、

新鮮な野菜や野草がない。

不満が募れば、反乱を起こす日は近い。

さきほども、顔をうずめあって、

何やら、こそこそ企んでいたし。


さて、今晩はどうする?