白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

トキワツユクサ

2011-02-20 23:02:29 | 人間のこと

真冬だというのに、

庭のありとあらゆる場所に青々と繁っている。

引っ張れば簡単に抜ける。

だけど、少しでも残っていれば、すぐに復活する。

石の下、落ち葉の下、関係なく地面を覆いつくし

伸ばせる限り、伸びていく。

白くて可憐な花からは考えられない、凄まじい繁殖力の帰化植物。

人間は、こいつが嫌いだ。

ウサギの食料にならない。他の植物を駆逐する。

これに覆われた地面は陽が当たらず、じめじめと湿気ている。

父が好き放題にいじりまくり、荒れ果てた庭、

今さら少しばかりの草取りをしたって、たいした効果にもならない。

後始末なんて死ぬほど嫌いなのに。

ぼやきながら、草取りをした日曜日。

 


盲導犬の里にも行く

2011-02-20 00:24:37 | 人間のこと

白糸の滝の後、まだ時間がありそうだったので、

以前から興味のあった盲導犬の里に行く。

実は今日は、母を知人の見舞いに送って来たのだが、

積もる話もあるようで、1時間たつが帰りの呼び出しがない。

着いたのは、午後のデモンストレーションがあと少しで終わる頃だった。

おもちゃよりも、人間にほめられることのほうが嬉しいと思う、

そのくらい、人間を大切に思っているのだということ、

さすが犬だね。

家のショコラは、絶対に、人間よりもご飯のほうを大切に思っている。

その後、引退犬を見学させて頂く。

16歳の半ば寝たきりの子と、12歳、それからもう少し若い子がいた。

12歳の子に触らせてもらう。うさぎに比べて犬の毛は固い。

人間でいうと八〇歳くらいなのかな。それにしては、毛艶がいい。

手を伸ばしたら匂いをかいでくれた。

がんばって働いてくれたのだから、のんびりと幸せに余生を送ってほしい。

子犬たちの見学もしたかったのだが、呼び出しの電話がかかった。

長年の近眼や、角膜糜爛、はては老眼かと、目に弱点のある人間は、

ぱたぱたと賛助会員を申し込んで帰る。

賛助会員は、盲導犬と一緒に歩く体験ができるらしいので、

また今度、ゆっくり見学に来たいと思う。