ほんの少し、目を放したら、
ノンタンのケージに、白い毛の塊が落ちていた。
かなり仲良くなったなと思っていても、
ふとしたきっかけで、ショコラがノンタンを追いかける。
で、毛をむしったらしい。
少しだけ、皮膚がついている。
痛かったな、ノンタン・・・。
ショコラの気持ちが荒れている様子なので、捕まえて説教する。
抱き上げて、なでくりまわすと、息も荒く抵抗する。
逆効果だな。
夜間の放牧、様子がおかしければ、すぐに拘束するつもりで。
幸い、その後は追いかけまわすこともなく、無事朝を迎える。
いつものように、のったりと寛いだ婆様が2匹。
放牧するのがいいのか、悪いのか、
一緒に居て、幸せなのか、そうでないのか、
確信があるわけじゃない。
それでも、
二匹がよりそい寝そべっている姿や、
顔を突き合わせて、ぼそぼそささやきあう姿を見ていると、
できるなら、
婆様2匹、夜の自由時間だけでも、
一緒に居させておきたいと思っている。