白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

水が溜まる

2012-01-10 00:00:09 | うさぎのこと

座っているノンタンが、少し、左に傾いているようにみえた。

なんだかおかしい。

しばらく見ていたが、やはり、左に傾いているようだ。

 

斜頚とか、そういう感じではなく、

体の右側を、少し持ち上げているような。

 

抱き上げて、お腹を見る。

 

ノンタンのお腹には、しばらく前から腫瘍がある。

医師に相談して、サイズを測り様子を見ていたのだが、

なんだか、大きくなったような気がする。

おそるおそる触れてみると、腫れているようだ。

色も、なんだか、赤黒い。

 

おかしい。

せっかくの休みなので、病院に連れていく。

 

体重は500g減っていたが、問題にはならないようだ。

食欲、元気、糞の状態を聞かれる。

食べているし、元気もある、糞も変わりないと応える。

ただ、腫瘍が大きくなったようで、なんだか、痛そうなのだと伝える。

 

抱き上げて毛を刈る。

1センチ程度だった腫瘍が2センチ以上に肥大している。

医師は、腫瘍に触れてみて、水を抜いてみてもよいかと聞いた。

お願いする。

注射器をさすと、少しだけ血が混じった透明な液体がとれる。

特に薬も、消毒もされなかったが、

また、膨らむかもしれないので、来週来るように言われる。

腫瘍がこすれたのではないか、と言われたが、どうも、気になる。

 

悪性のものでなければいいのだが。

年齢不詳とはいえ、けっして若くはないことはわかりきっている。

手術が必要になると、それはそれで、大きな決断を迫られる。

 

夜、普通にご飯をたべ、寄って来てなでられている姿を見ている。

できるならば、何事もないように。

いつまでも、ここに居てほしいと願うのだけれど。

それ以上に、

痛かったり、辛かったりすることがありませんように。