白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

喘息?

2012-04-03 00:29:18 | 人間のこと

うっかり感染したインフルエンザの後、

1ヶ月たっても、咳が収まらない。

話をしようとすると、コホコホと咳き込んでしまうものだから、

すっかり変な人になってしまった。

仕事にも支障が出るので、病院に行く。

 

初診なので、過去の既往歴やら何やら書き、

息を吐いてみたり、風車をまわしてみたり、

念のためにレントゲンもとってとあれやこれや、

喘息では、といわれる。

確かに、とても小さい頃、小児喘息だったらしい。

とはいっても、

このあたりには、そういう子どもが多かったというし、

なかでも、軽いほうだったとも聞いている。

そういうと、医師は、

小児喘息だった人が、大人になってから喘息になるのは、

再発ではなくてずっと治ってなかったのだと説明する。

そういえば、ここ数年以上、風邪をひいた後、ひたすら咳が長引く。

あまり風邪をひかないから気にはしていなかったのだが、

というと、普通は、そう咳は長引かないのだと、さらに説明される。

とりあえず、1週間、

気管支拡張剤と、ステロイドの吸入をして様子をみるらしい。

なるほど。(でも、うさぎは、絶対に手放さないと心に誓う。)

 

昔々、人間がまだ子どもだった頃、

この町の東側の工場はとても景気がよく、

毎日、毎日、もうもうと煙を吐いていました。

その頃、

学校の校舎の窓ガラスも、家の窓ガラスも、

白く変色して、いくら磨いてもとれませんでした。

本当は平らな筈の蜜柑の葉も、くるくると丸まっていました。

小児喘息、たぶん、多かったようです。

高度経済成長期でした。

 

今、咳喘息を発症する大人が増えているらしい。

もしかしたら、その頃の「ツケ」が、今になって出てきたのか。