そして、
ショコラの定位置は、このプラスチックのカゴの下。
左が木のハウス、右は100均の水切りカゴ(トイレ)
すのこを敷いた、狭い隙間に挟まって眠るのが好き。
ショコラを見に行くノンタン、しばらくの間じっと前に立っている。
ボケボケの画像でも、目、白くなったのがよくわかる。
気にせず、寝るショコラ。
飽きると、牧草を食べに行くノンタン。
もともと、牧草好きなノンタンだが、
最近は、柔らかい牧草のほうが食べやすいらしい。
背後の襖が破れているのは、ノンタンがやった仕事の痕。
ショコラは、しません。
2週間に1度の通院日、
車で約30分程度の病院に連れていく。
山の方なので、道を選べば渋滞もない。
体重を計る。
なぜか、増えている。
前回、たしか1.85㎏程度だったのに、
今日は、1.9㎏
「癌になると体重が減る子が多いのですが」
医師が言う。
よしよし、悪い兆候ではないらしい。
食欲はあると伝える。
今朝も、人間がバナナを食べていたら、
珍しく膝の上に前脚をかけて、「下さい」をした。
目が弱ったから、嗅覚が強くなったのかな。
仰向け抱っこにして、腫瘍の様子を診る。
大きくなって、血がにじんだようになっている。
触ると出血するからと、特に何もしない。
ひっくり返さなかったので、気づかないでいたら、
お尻が汚れていた。
うつぶせに戻してから、少し毛をカットしてもらう。
少しでも、よい状態で過ごせるようにとのこと。
仰向け抱っこにすると、目が飛び出すと伝える。
苦しいのではないだろうかと。
呼吸が苦しいからではないだろうが、
嫌な思いなのかもしれない、と言われる。
聴診器で胸の音を聴く。
大丈夫、とのこと。
さりげなく、聞いてみる。
いつ頃まで、もちますか?
こればっかりは、なんともいえません。
急変もある、だけど、
クリスマスは迎えられるんじゃないかな。
ノンタンはがんばっているから。
あとは、毛が浮いているから、ブラッシングをきちんとして、
調子を崩さないように、あとは普段どおりに。
次は2週間後、薬をもらって帰る。
こうなってくるとホスピスか、
100歳位のお婆さんを介護している気分だな。
いつもどおり、いつもどおり、
おいしいもの食べさせて、
寒くないように、保温しすぎないように、
のんびり、のんびり、したいように。
悪くない兎生だろう、ノンタン。
その間のショコラ、
朝ご飯を食べ終わったので、後はやることもなく、
その辺の隅で、寝てました。