2週間ぶりに通院をした。
体重1.65キロ、前回と変わりない。
よかった。
貧血だが、少しずつすすんでいる場合は、
体も馴れていくのだと医師がいう。
うさぎも、人間も、女性のほうが貧血に強いのだろうか。
最近、医師と人間の会話も、
ノンタンが生きているだけで、十分という感じになっている。
意外にタフなんです、と言うと、
一応医師は、よく看てあげているからですね、と言ってくれる。
・・・放ったらかしの人間は恥ずかしい。
お腹の腫瘍は、縦横、ざっと4センチ以上になっている。
ノンタンの胴の幅が12センチ位だから、
かなりの場所を占めていることになる。
それでも、歩いているし、食べている。
お腹をつけることができないので、
前足を踏ん張りながら、キャベツをイチゴを食べている。
人間は、それを見ているだけで、
命ってすごいものだと思わされる。
草食動物としてのノンタンは、
草食動物らしく、きっと最期まで、
足を踏ん張って、食べて、生きるのだと思う。
さて、よたよたしているノンタンだが、
今日は1日人間が居るので、部屋の中に放牧している。
当然、ショコラも一緒に放牧しているので、
たまに、血迷ったショコラに襲われたりもしているが、
一緒になってペレットの皿に顔を突っみ、
寄り添ってうとうとして、
お愛想でショコラの毛繕いまでして、
なんとか1日過ごしている。
窓を閉めた部屋の中は、日差しがぽかぽかと暖かい。
明日は1日ケージで留守番、
だけど、穏やかに過ごせますように。