従兄妹が亡くなった。
母と伯母とともに葬儀に行く。
伯母が高齢で足元がおぼつかないため、
杖役が必要なのだという。
かなり年長のその従兄妹は、
子供の頃結核にかかり肺を切除したが、
その後は就職、結婚し、孫もできた。
ただ、残念ながら、年を経て再発したらしい。
最期は、肺炎だったという。
このあたりでは珍しく、牧師がつかさどる、
キリスト教の葬儀だった。
従兄妹はキリスト教ではなかったが、
その奥さんが、キリスト教徒だからだという。
だからか、牧師の話を聞いていて、
なんだか違和感を感じた。
この人は、
従兄妹のことを何一つ知らないのだなと思わされた。
どんな宗派でもよい。
ただ、葬儀では、故人を偲べるような話をしてほしいと思った。
故人が、病弱という重荷を背負い苦しい人生を送ったが、
今は開放された、では、なんだか、
従兄妹の人生が淋しいものに感じられてしまう。
そうではなかった筈だ。
体は強くはなかったが、
穏やかに微笑んでいるような人だった。
最期に会ったときには、庭の植木の手入れをしていた。
息子さんや、娘さんとも仲が良かった様子だった。
4人兄弟の次男で、従兄妹以外は遠く九州に暮らしていたが、
とても仲のよい兄弟だった。
私の知っていることは、多くはないけれど。
悲しいことや、辛いこともあっただろうし、
健康ではないことから、抱える重荷もあっただろうけれど、
たくさんの喜びも嬉しさもあったに違いないと思いたい。
死ぬことは終わりではないし、悲しむことではない。
でも、それだけではなく、そのまえに、
その人が生きていたことが、かけがえなく尊いもの。
だから、死は終わりではないが、
それまで生きたことを認め、悼んでほしかったと思った。
・・・
久しぶりに讃美歌を歌った。
かなり、忘れているし、最近歌うこと自体していないので声もでない。
「主よみもとに近づかん」は、葬儀の讃美歌ではないと言ったが、
そういえば、葬儀の讃美歌って、何なのだろうか。
母と伯母とともに葬儀に行く。
伯母が高齢で足元がおぼつかないため、
杖役が必要なのだという。
かなり年長のその従兄妹は、
子供の頃結核にかかり肺を切除したが、
その後は就職、結婚し、孫もできた。
ただ、残念ながら、年を経て再発したらしい。
最期は、肺炎だったという。
このあたりでは珍しく、牧師がつかさどる、
キリスト教の葬儀だった。
従兄妹はキリスト教ではなかったが、
その奥さんが、キリスト教徒だからだという。
だからか、牧師の話を聞いていて、
なんだか違和感を感じた。
この人は、
従兄妹のことを何一つ知らないのだなと思わされた。
どんな宗派でもよい。
ただ、葬儀では、故人を偲べるような話をしてほしいと思った。
故人が、病弱という重荷を背負い苦しい人生を送ったが、
今は開放された、では、なんだか、
従兄妹の人生が淋しいものに感じられてしまう。
そうではなかった筈だ。
体は強くはなかったが、
穏やかに微笑んでいるような人だった。
最期に会ったときには、庭の植木の手入れをしていた。
息子さんや、娘さんとも仲が良かった様子だった。
4人兄弟の次男で、従兄妹以外は遠く九州に暮らしていたが、
とても仲のよい兄弟だった。
私の知っていることは、多くはないけれど。
悲しいことや、辛いこともあっただろうし、
健康ではないことから、抱える重荷もあっただろうけれど、
たくさんの喜びも嬉しさもあったに違いないと思いたい。
死ぬことは終わりではないし、悲しむことではない。
でも、それだけではなく、そのまえに、
その人が生きていたことが、かけがえなく尊いもの。
だから、死は終わりではないが、
それまで生きたことを認め、悼んでほしかったと思った。
・・・
久しぶりに讃美歌を歌った。
かなり、忘れているし、最近歌うこと自体していないので声もでない。
「主よみもとに近づかん」は、葬儀の讃美歌ではないと言ったが、
そういえば、葬儀の讃美歌って、何なのだろうか。