せっかくの休日だし、ペット可のペンションの予約もとれたので、
うさぎを連れて旅行に行く。
河津まで、数時間のドライブ、たったの1泊2日だったが、
人間の荷物より、うさぎの荷物のほうがはるかに多い。
輸入ケージ(トイレ・水入れ・えさ入れ)、布、敷物、牧草、ペレット、水、
保冷剤を入れた箱に、野草いろいろ、ペットシーツ、新聞紙、ゴミ袋、
念のためカイロ入れとカイロ、等々。
うさぎは、ゆったりできるようにケージのまま移動しようとしたが、
途中で様子をみると、なんだか、頑張って緊張した顔をしている。
揺れる車の中、ケージの中ではよりかかる物もないので、
踏ん張ってしまうのかもしれない。
ソアホックの足裏の負担も気になったので、キャリーに移す。
かわりに休憩の都度、水とトイレを用意したケージに移動することにした。
うさぎは自分の匂いと、暗い穴の中が落ち着くので、
休憩中のケージは、今まで使っていた布でくるんでおく。
それでも、やはり落ち着かないのか、休憩中もペレットを殆ど食べない。
用意した野草を少し食べる程度だった。
9才のうさぎには、酷な旅行かと、少々心配になる。
夕方4時、早めに宿に着く。
さっそくケージをセットし、いつもの布で覆ってうさぎを休ませる。
持っていた野草を、少しずつ与えるとぼそぼそ食べる。
ショコラ、意外に、デリケートだったりするから。
夜、ケージの中にこんもりしたうさぎ糞を確認する。
うさぎ本体は、でれっと伸びている。
よしよし・・
翌日も同じ調子で帰路につく。
うさぎ、お疲れ様。よくがんばったねぇ。