白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

2019-02-03 23:51:25 | うさぎのこと
11月、修善寺の里親会に行った。

なんとなくキャリーを持って行ったのは、前回の反省点から。子うさぎがまとめてケージに居たので、書類などを書いている間、仮に、入っていてもらう場所があったほうがいいかな、だった。実際には必要なかったのだけれど。

里親会のケージの中の子の写真を撮っていく。せっかくなので、ツイッターで紹介したかったから。そして、青と出会う。



ケージの中、固い表情でトイレに座り込んでいる。ほとんど動かない。ご住職の書いた説明には足が悪いけど元気、と書いてあった。

足が悪いのね。どの程度なんだろう。持ち上げて足を見る。ソアホックのようにタコになっている。でも、それは足の裏ではなくて、足首?

やだな、と思った。トイレの中には網がなく、牧草だけ置かれている。足の裏は乾いていて、汚れていた訳でもないんだけど。これって、ソアホックにはどうなんだろう。

3代目の飼育放棄うさぎだったショコラが、ソアホックだった。家にきたときは、足の裏どころか、足の毛が尿やけでなかった。ソアホックのために、牧草を敷いてもらっていたらしいが、それが、十分に交換されていなかったからだろう。やだな。

青の足は、タコになっているだけだった。毛皮も問題ない。ならば、今から床材等をきちんとしておけば、悪化せずにすむだろうなと。ちょうどキャリーもあったし、家にはケージもある。ボスとトビーは手がかからない。青の一匹くらい、なんとかなるに違いない。ご住職に預からせてくださいとお願いして連れ帰る。



翌週、病院につれていく。足の状態を診てもらい、去勢の相談をするために。レントゲン等は撮らなかったけれど、足は骨が折れて、そのまま放置されてくっついたのではとのことだった。折れたときに診ていたら、断脚していたかも、とも。体重を増やすと足に負担がかかるから、あまり増やさないほうがよいとのこと。そして、家の子にすればよいのに、と、軽く勧められる。そういう先生だから。



少しなれて部屋んぽさせてみたところ。うたっちもできるね。このあと、あまりボスが気にするから、部屋んぽの部屋を変えることにする。未去勢の雄は、去勢したボスとトビーには刺激が強すぎるらしい。

そして去勢手術。先生の好意で、破格の保護うさぎ価格なのに血液検査もして問題なしとのこと。痩せてるから、もう少し食べさせてよい。足は完全に固定しているから当面は問題ない、将来的にはわからないけれど、とのこと。今は特にケアの必要もなく、普通に暮らしてよいとのこと。

この少し前、だんごママさんから、青は東京に移送して、手厚く保護してもらったほうがよいのでは、と勧められていた。都会ならうさぎの病院も多い。たぶんうさぎを保護する立場にたったら、そのほうが正しいのだろうけど。

翌日は病院は休み、あまり食べないのでどうしたものかと好きそうな野草を採ってきては与える。ポチポチ食べる。翌々日になってもあまり食べない、心配なので朝一で病院に連れていく。足のせいか手術痕が少し擦れている。お腹の調子を整える薬と、痛み止を注射してもらう。
うちの子にするから、保護うさぎ価格ではなく、普通に請求してくださいね。と、宣言してしまう。



青は6代目のうさぎになった。十分なことはできないかもしれない。でもショコラに、ソアホックのケアを教わった。シロには、後駆麻痺のケアを教わった。だからこれから足の状態がどうなっても、なんとかできるだろう。その前に、先生とも相談しながら、今の状態が維持できるようにみていきたいと思うけれど。

引き続き、ボスとトビーは預かり中。ボスとトビーは家の子にはしない。あの子たちなら、どこに出しても恥ずかしくない、家うさぎになれるから。



必ず、君たちには、もっといい家をみつけるからね。