雨の日曜日、
きっとすいているだろうと、
美術館に行ってみた。
北欧の家具とか、
ムーミンの暮らしとか、
部屋の絵とか、好きなんだな。
実生活とはかけはなれてるけど。
色を抑えた無人の部屋の絵は、
とても静かだけど、でもさびしくはなくて。
人のぬくもりが残っている。
窓からの日差しは暖かで、
お気に入りの椅子や机が置かれた、
とても居心地のよい空間。
開かれたドアは、
すぐに戻ってくる印。
愛しい人が暮らしている場所、
愛しい人が戻ってくる部屋。
なんてね。
静かな丁寧な暮らし、
憧れるけど、できそうにはない。
できそうもないから、憧れるんだけどね。