(ユニークなクリスマスの飾りつけ 霜月の京都にて)
街へ出かけると、ショーウインドウの飾り付けや派手なイルミネーションにクリスマスが近くなったことを知らされます。
そんな霜月の或る日のこと、久しぶりにクリスマスの茶事をしたくなりました(前回は2019年)。
10月末に「丘の上チャリティ茶会」へ出かけ、茶の湯とキリスト教について考える機会を頂いたせいかもしれません。
(春日部福音自由協会・丘の上記念会堂の礼拝堂)
でも一番の理由は、今年何度も茶事や茶会にお招きいただいたSKさま、コラボ茶会のステキな相棒のYさま、何かとお世話になっているFさまを今出来ることでおもてなししたい、出来たら今年中に・・・と思いました。
それで、比較的身体の負担が少ない飯後の茶事(立礼)とし点心をお出しすることにしました。社中AYさんが茶事の手伝い(半東と点心づくり)を申し出てくださり、「クリスマスの茶事」が実現することになりました。ふっ~
(丘の上記念会堂にて)
お席入りは14時とし約3時間、17時過ぎに解散の予定です。
この3時間に初炭、点心、濃茶、薄茶を差し上げるには、お点前がもたもたしてはいけませんので重い腰を上げて稽古を始めました。
特に濃茶(薄茶は半東AYさんにお願いしています)、3人分を暗い中で練るので茶の量と湯の量をきちんとすることが大事です。
熱く美味しい濃茶を差し上げたいので、微妙な指先の感覚を探りながら練る稽古をしています・・・。
一番頭を悩ませているのは花です。
茶花ではなくクリスマス仕様のモダンな花にしたい・・・という願望がありますが、イメージ不足で難しさを感じています。
クリスマス近くになって花材がなくなってはいけないので、早めに確保だけしましたが・・・。
花入は? どんなイメージで? う~~ん!ムズカシイ・・・
(蝋梅の花が咲き始めました・・・)
一方、楽しいのは手持ちの茶道具や小物でクリスマスを感じる演出をどのようにするか・・・あれこれ試行錯誤しながらウキウキとやっています。
多すぎても少なすぎても・・・ネ! こちらも12月23日の当日まで悩みそうです・・・。
いつも心がけているのは、道具はあり合わせで心は熱く、サプライズ(感動)があったらステキかな・・・。
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