姫路在住のSさまから鷺草の鉢が届きました。3月のことです。
モコモコの水苔に球根が植え付けられているそうですが、影も形もありません。
4月初めに小さな芽を発見した時の嬉しさ!
数えてみると20個はあります。
以前に鷺草を頂いた時は3年目には芽が出ず、枯らしてしまったので、今度こそ大事に育てたい・・・と思いました。
それからは水やりにも気合が入って、Sさまのご指示通リに週1回米のとぎ汁を1日置いたものをあげています。
「鷺草」・・・最初に芽出しを確認した時の写真
(水遣りとお日様のおかげでこんなに大きくなりました)
GW明けにSさまから鷺草を育てる「秘伝書」が届きました。A4の用紙に手書きでびっしり書かれています。
なんでも鷺草の師匠から譲り受けた時に言われたことを書き留めたものだとか。
鷺草は日当たりの良い湿地に自生する日本原産のラン科の植物で、姫路の市花になっています。
贈られた鷺草は姫路市内のどこかの自生地から採取した球根だそうで、園芸種と育て方が多少違うようです。
花が咲くのも園芸種より1カ月近く遅く、8月になるそうです。
鷺草が咲いた時のあの感動をもう一度味わいたい・・・それで秘伝書を頼りに頑張ってみようと思います。
コロナウイルスの緊急事態宣言(東京都ほか)が5月末まで延期され、ワクチン予約の電話が終日つながらず、落ち込んでいた時なので、すくすく育っている鷺草に大いに元気をもらいました。
(青空に満開の薔薇が美しく映えています)
5月29日(土)の「薔薇の茶会」が近づいてきました。
コロナ対策をしっかりして、このような時期にもかかわらず来てくださるお客さまを心からおもてなししたい・・・と気持ちを引き締めています。
しばらく忙しくなりますので、ブログをお休みします。