ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県高崎市吉井町では、オオガハスの花が数輪咲いています

2012年08月01日 | 季節の移ろい
 群馬県高崎市吉井町の多胡碑記念館にある小さなハス池では、古代蓮のオオガハス(大賀蓮)の花が咲いています。

 群馬県藤岡市の郊外を西に向かう際に、旧吉井町(現在、高崎市吉井町)では、「多胡碑」の表示案内をよく見かけました。今回、富岡市から東に向かった際に、「多胡碑記念館」の標識に出合い、立ち寄ってみました。

 「多胡碑」は、奈良時代初期の和銅4年(711年)に当時の群馬県辺りで14番目の郡として、多胡郡が誕生したことを記(しる)す記念碑です。日本三古碑の一つだそうです。この碑に書かれた文字の書体は多くの書家達に愛好されているとのことです。立ち寄った時は早朝で、多胡碑をしまった、小さな建屋にカギがかかっていて、多胡碑を拝見できませんでした。
 
 多胡碑記念館の周囲は、いしぶみの里公園になっていて、小さな池にはオオガハスが植えられています。オオガハスは開花期を過ぎ、花は数輪が咲いているだけです。







 花期が終わった花は花弁を落とし、実を付けています。緑色の葉が美しい、盛夏らしい風景です。

 この周辺では、このオオガハスの花を見に来る方るが多いようです。群馬県のお薦め観光スポットになっています。いしぶみの里公園は、鏑川(かぶらがわ)のすぐ傍に広がっています。奈良時代に、鏑川周辺に耕作地がつくられていったようです。