ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県比企郡川島町を流れる荒川河川敷で、タゲリの群れに出会いました

2016年01月05日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町の北東側を流れる荒川の河川敷で、今年初めてタゲリの群れに出会いました。

 荒川は、川島町を北西から南東方向に斜めに流れています。今年は暖冬のためか、1月初めですが、黄色い“菜の花”(たぶんカラシナ)が所々でもう咲き始めています。

 その荒川の河川敷に広がる草原の中に、タゲリの群れが来ていました。

 このタゲリの群れは、例年に比べると、警戒心が強く、すぐに飛び上がり、移動します。甲高い声で鳴きながら、飛び上がります。





 広大な草原では、見渡せる限りでは、5、6羽の群れのようです。遠くに数羽いるようで、時々、飛び上がります。





 今年の冬は暖冬のために、エサ(昆虫やミミズなど)が豊富なようで、十分食べている感じです。

 例年だと、タゲリは10数羽以上の群れで登場するのですが・・。例年は冬になって食べ物のエサが少なくなり、草原を歩き回って、エサを探していて、その分だけ警戒心が下がるのですが・・

 タゲリの群れの個数が少ないので、晴れの天気の際に、身体の羽根の色が綺麗に反射する太陽との位置関係を探す時間がありませんでした。







 タゲリは冬に日本に飛来する野鳥です。ここ数年では、埼玉県に飛来するタゲリの数が激減しているそうです。

 今回の草原には、冬鳥のツグミも多数、点在していました。草原の中で、エサを探して歩き回っています。このほかの冬鳥には出会えませんでした。

 なお、今回ご紹介した“菜の花”とは、アブラナ科の植物が咲かせる黄色い花の総称です。この荒川の土手を黄色く染め始めているのは、カラシナ(からし菜)のようです。