ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙の見出し「AI 教材ゼロで超人に」という記事を拝読しました

2017年12月12日 | 日記
 2017年12月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊のサイエンス欄に掲載された見出し「AI 教材ゼロで超人に」という刺激的な記事を拝読しました。

 人工知能(AI)研究で新たな潮流が起きているという、人類は新しい局面に面しているという内容の記事です。

 この記事のリードでは、「人工知能(AI)研究で新たな潮流が起きている。人間が集めた教材を学ぶのではなく、AI同士が競い合うことで『独学』で進化する技術の登場だ。囲碁AI『アルファ碁ゼロ』は自己対局を繰り返すことで最強になった。2種類のAIがだまし合いながら上達する手法も登場し、研究が活発になっている。まだ限られた分野だが、何も知らない赤ん坊が短期間で超人に成長するAIが実現し始めた」と伝えています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「AI、競い合って進化 教材ゼロでも短期で超人に」と伝えています。



 要は、AIが自分だけで進化する能力を獲得し、人間の能力を超える超人AIが登場するという新しい局面を迎えたと伝えています。

 米国Google社の持ち株会社であるアルファベット傘下の英国ディープマインドは、英国の科学誌「Nature」に、囲碁AIの「アルファ碁ゼロ」は囲碁の基本ルールを教えただけで、後は自己対局を繰り返すだけで、最強の囲碁Aiに進化したという内容の論文を投稿したと伝えています。

 この囲碁AI「アルファ碁ゼロ」は、韓国のトップ棋士のイ・セドル棋士に勝った囲碁AI「アルファ碁」と対戦し、100局戦って無敗だったと伝えています。このことを、東京大学のAIに詳しい識者の准教授は「最小限の知識を与えられるだけで、人間を超えた」と解説します。

 従来の囲碁AIは、ディープラーニング(深層学習)という手法を用いて、人間の高段者棋士の棋譜を学び、その後は囲碁AI同士との対局を繰り返して、高度な腕前を学んでいた。

 これに対して、「アルファ碁ゼロ」はいきなり、自己対局を始めて、紆余曲折(うよきょくせつ)を経ながら、普通の定石の多くを地力でたどり着き、会得したそうです。

 これまでの従来のAIは人間の助けが必要だったが、今回の「アルファ碁ゼロ」のAIは大量のデータがあれば、自ら学ぶようになる進化をしたことになります。

 現在の新AIは、人間の手も大量のデータも必要なくなり、どこまで進化するのか予想不能になりました。従来のAIのミスを指摘するAIの研究も進んでいるそうです。

 人類は、新AIを産み出す“中間の存在”に過ぎなかったというSF(サイエンス・フィクション)小説もありました。その流れの一つは、映画の「ターミネーター」シリーズです。AIに比べて劣る人類は存在価値があるのかどうかなどと極論を考えさせられます。

京都市中京区二条通堀川西入二条城町にある二条城に立ち寄りました

2017年12月12日 | 旅行
 京都市中京区二条通堀川西入二条城町にある二条城に立ち寄りました。冬の野鳥を観察するためです。

 二条城の入り口となる東大手門には「大政奉還から150年」の文字が大きく掲げられています。江戸時代末期の慶応3年(1867年)に15代将軍の徳川慶喜がここで大政奉還を行ってから150年目に当たるからです。

 二条城の観光スポットになっている二の丸御殿の入り口の唐門の前では、唐門を背景に記念写真を“自撮りする”外国人観光客が相変わらず並んでいます。



 ここを通過してサクラの木のゾーンの脇を西に進みます。サクラの並木には、野鳥はいませんでした。

 そして、本丸庭園を囲む内堀沿いの外側の通路を進みます。イチョウの木は黄色い葉を落とし、地面を黄色く染めています。



 ここで、本丸庭園を囲む堀の水面を眺めると、マガモやコガモ、ヒドリガも、オナガガモと代表的なカモ類が水面に浮かんでいました。







 たまに、オシドリが紛れ込んでいることがありますが、今回は見た感じでは、オシドリはいませんでした。

 本丸庭園を囲む堀沿いの外側の通路をにある梅林ゾーンを通ります。ウメの木はまだ蕾を膨らませていません。

 冬期には、梅林のウメの木には、ジョウビタキやメジロなどが来ている時があります。今回は何もいませんでした。

 落ち葉の溜まったところによくいる冬鳥のシメもいませんでした。

 本丸御殿から西門側の通路に向かう、堀に架かる橋です。二の丸御殿と本丸御殿を見学した方々が次々と出て来ます。



 本丸御殿の内堀外側には、ツバキやサザンカの木のゾーンがあります。ここにもメジロなどはいませんでした。

 二の丸御殿と本丸御殿を結ぶ内堀に架かる橋です。



 今回は、冬の野鳥に遭遇することなく東大手門から外側にでました。外側には、まだ多くの外国人観光客がいました。

 東大手門の外側にある外堀の東南隅櫓です。



 この外堀には、カルガモなどが浮かんでいました。