長野県東御市湯の丸高原にある池の平湿原では、クルマユリなどの夏の山野草が花を咲かせ始めました。
東御市北部の端にある湯の丸高原の中にある池の平湿原は標高が2000メートル程度です。
池の平湿原の入り口の兎平(標高2061メートル)から針葉樹林の中の小道を南東方向に20数分下りていくと、池の平湿原にでます。
午前7時と早いので、歩いている方は1人か2人ぐらいの様子です。
池の平湿原は西と南北の3方向は山麓に囲まれています。東側部分には佐久平まで下っている“放開口”と呼ばれる崖があります。
さまざまな山野草が花を咲かせる7月は梅雨明けが遅く、雨や濃霧の日々が多く、山野草が咲く時期がいくらかずれているものもあるようです。
従来は6月末から7月にかけて花を咲かせるハクサンチドリがまだいくらか咲いていました。
7月半ばから花を咲かせるクルマユリも、ポツポツと点在して花を咲かせています。
この池の平湿原は、数万年前に浅間山・湯の丸山山系の三方ヶ峰火山が噴火し、その火口原となった場所に広がっているすり鉢状の高層湿原です。
池の平湿原の東側にある“放開口”と呼ばれる崖から、溶岩・火山流は佐久平に流れ落ちました。このため、“放開口”付近は大きな岩・石が点在し、低木も生えているため、池の平湿原の他の部分と環境が少し違います。
今回、驚いたのはマツムシソウの花がもう咲き始めていたことです。
マツムシソウの花はふつうは晩夏に咲きます。7月の雨や濃霧の日々が多かったことが、花期を狂わせたようです。
“放開口”付近の岩場では、ミネウスユキソウがあちこちに咲いています。
ミネウスユキソウは日本のエーデルワイスの花です。
ハクサンフウロも花を咲かせています。
ワレモコウも花を咲かせています。
池の平湿原の北側は針葉樹林が並んでいます。姿は見えないのですが、ビンズイなどのさまざまな野鳥の鳴き声がします。
比較的大きな野鳥が飛んで来て、遠くの1本の針葉樹の上の方に留まりました。
身体の羽根模様に白い“星模様”が見えています。
ホシガラスでした。木々の葉陰に留まったために、ホシガラスは羽根模様をあまりよくは見せてくれませんでした。針葉樹にできた実を食べていると思います。
東御市北部の端にある湯の丸高原の中にある池の平湿原は標高が2000メートル程度です。
池の平湿原の入り口の兎平(標高2061メートル)から針葉樹林の中の小道を南東方向に20数分下りていくと、池の平湿原にでます。
午前7時と早いので、歩いている方は1人か2人ぐらいの様子です。
池の平湿原は西と南北の3方向は山麓に囲まれています。東側部分には佐久平まで下っている“放開口”と呼ばれる崖があります。
さまざまな山野草が花を咲かせる7月は梅雨明けが遅く、雨や濃霧の日々が多く、山野草が咲く時期がいくらかずれているものもあるようです。
従来は6月末から7月にかけて花を咲かせるハクサンチドリがまだいくらか咲いていました。
7月半ばから花を咲かせるクルマユリも、ポツポツと点在して花を咲かせています。
この池の平湿原は、数万年前に浅間山・湯の丸山山系の三方ヶ峰火山が噴火し、その火口原となった場所に広がっているすり鉢状の高層湿原です。
池の平湿原の東側にある“放開口”と呼ばれる崖から、溶岩・火山流は佐久平に流れ落ちました。このため、“放開口”付近は大きな岩・石が点在し、低木も生えているため、池の平湿原の他の部分と環境が少し違います。
今回、驚いたのはマツムシソウの花がもう咲き始めていたことです。
マツムシソウの花はふつうは晩夏に咲きます。7月の雨や濃霧の日々が多かったことが、花期を狂わせたようです。
“放開口”付近の岩場では、ミネウスユキソウがあちこちに咲いています。
ミネウスユキソウは日本のエーデルワイスの花です。
ハクサンフウロも花を咲かせています。
ワレモコウも花を咲かせています。
池の平湿原の北側は針葉樹林が並んでいます。姿は見えないのですが、ビンズイなどのさまざまな野鳥の鳴き声がします。
比較的大きな野鳥が飛んで来て、遠くの1本の針葉樹の上の方に留まりました。
身体の羽根模様に白い“星模様”が見えています。
ホシガラスでした。木々の葉陰に留まったために、ホシガラスは羽根模様をあまりよくは見せてくれませんでした。針葉樹にできた実を食べていると思います。