ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪市大字四賀霧ケ峰にある車山肩の車山西側草原は、ゼンテイカが満開です

2019年08月06日 | 旅行
 長野県諏訪市大字四賀霧ケ峰にある車山肩の車山の西側草原は、ゼンテイカが満開で、辺りは黄色く染まっています。

 諏訪市と茅野市車山にまたがってそびえている車山(標高1925メートル)の西側のなだらかな山麓は、ゼンテイカ(通称、ニッコウキスゲ)の花が一面に咲いています。





 ただし、シカ対策として電気柵を施した中の広大な山麓で、ゼンテイカは咲いています。









 例年だと、7月10日過ぎから、車山肩の草原では、ゼンテイカは咲き始めます。7月20日ごろには、ほぼ満開になります。

 しかし、今年は7月中旬・下旬は梅雨開けが遅れた影響で、曇り・霧の時間が多く、ゼンテイカの開花が遅れました。

 例年だと、平日でも午前8時過ぎには、車山肩の駐車場は満車になり、駐車待ちの自動車がビーナスラインの道路に並びます。

 例年のゼンテイカの開花時期が過ぎているためか、平日の午前8時過ぎになっても満車になりません。もう例年のゼンテイカの開花時期を過ぎているため、観光バスが来ていません。

 この日も、薄い霧が時々、流れました。車山肩から車山山頂部を眺めると、霧が時々、流れています。





 車山肩から車山山頂部を目指して、トレッキングのパーティーが次々と上って行きます。あまり、暑くない天気で、登山日和です。

 このゼンテイカの開花が大幅に遅れた結果、車山肩の車山の西側草原にはノビタキやホオアカの群れがいません。

 ゼンテイカの開花時期が10日ほど遅れたために、その花の蜜を吸うハチやアブ、チョウなどが集まらず、その昆虫をエサとするノビタキやホオアカは、花が早く咲いた部分に移動している様子です。

 ゼンテイカ以外の、たとえばアサマフウロなどの花が少ないです。例年だと、あちこちに咲いているイブキトラノオもパラパラと咲いています。



 レンゲツツジの枝先に出て来たホオアカです。ホオアカの鳴き声を便りに、何とか見つけました。







 車山の西側草原では、ウグイスが時々、鳴いています。でも、全体としては、野鳥は少ないです。

 ハチやアブ、チョウなどをエサとするトンボも少ないです。