ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市湯にある池の平湿原の南側にある三方ケ峰では、コマクサが少し咲いていました

2019年08月02日 | 旅行
 長野県東御市湯の丸高原にある池の平湿原の南側にある三方ケ峰の三方コマクサ園では、コマクサがまだ少し咲いていました。

 標高2000メートル程度の池の平湿原から、さらに南側にある“おとぎの森”の山麓を上がります。針葉樹のうっそうとした森の中を上ります。

 針葉樹林の中の森陰はひんやりとしています。ここではハクサンシャクナゲの花が少し咲いていました。



 森陰で湿度が高く、冷え込んでいるためにハクサンシャクナゲの最後の花が咲いているようです、





 ここから三方ケ峰(標高2040メートル)に上がります。この三方ケ峰が数万年前に噴火して、その溶岩が東方向に流れて、池の平湿原がつくられました。

 三方ケ峰の西側斜面にあるガレ場に設けられた三方コマクサ園では、コマクサが少し花を咲かせていました。





 しんがりのコマクサの花です。

 この三方ケ峰からは、佐久平を挟んで、南側には北八ヶ岳連山がそびえています。

 池の平湿原やの三方ケ峰の上空は青空が広がっている快晴です。

 佐久平の上空には分厚い雲がかかっているために、北八ヶ岳連山はぼんやりと見えています。



 時間がいくらか経った時に、車山(標高1905メートル)を少し望むことができました。



 この三方ケ峰から北側には、“おとぎの森”超しに、池の平湿原を眺めることができます。



 三方ケ峰付近の草原のササ原の中では、ミネウスユキソウがよく咲いています。





 ウツボグサも咲いています。

 カワラナデシコの花も咲き始めています。



 池の平湿原では、真夏になり、さまざまな山野草の花が次々と咲いています。

長野県東御市湯の丸高原にある池の平湿原の鏡池は、水面が美しい碧色に染まっています

2019年08月02日 | 旅行
 長野県東御市湯の丸高原にある池の平湿原では、アヤメなどの夏の山野草が花を咲かせています。

 池の平湿原への入り口の兎平(標高2061メートル)から針葉樹林の中を南西方向に小道を下りて行き、池の平湿原の入り口部分にでます。

 池の平湿原は標高2000メートル程度です。

 この池の平湿原の入り口から、まずは「コケモモライン」と呼ばれている北側の木道を東に向かって進み、Uの字状に曲がって南下すると“放開口”にでます。

 この「放開口」から、今度は西に向かって、低山の鉢巻山のすそ野を進むと、池の平湿原の西端にある鏡池に出ます。

 この鏡池は、周囲の針葉樹の林などが水面に映り込んで、美しい景色になっています。





 鏡池の中から、カエルの鳴き声が聞えます。カエルの種類は分かりません。



 この鏡池の周りの湿地では、ノハナショウブやアヤメなどが咲きます。現在は、アヤメがたくさん咲いています。



 “放開口”から鏡池までは、低山の鉢巻山のすそ野の木道沿いです。ここでは、ハクサンフウロの花が咲いていました。



 草が茂った場所では、シュロソウの花が所々に咲いていました。





 このチョウが蜜を吸っている花は、ハクサンチドリのようです。育ちが悪く、背丈が低いようです(正確には花の種類は不明です)。



 低山の鉢巻山のすそ野には、ハクサンシャクナゲの低木が並んでいます。すでに花期は終わっています。ハクサンシャクナゲの葉は濃い緑色で、照葉樹の葉のような光沢があります。

 この低山の鉢巻山のすそ野では、ウグイスがよく鳴いています。そのウグイスを探していると、野鳥が針葉樹の中程に出て来ました。

 モズでした。モズはクチバシに昆虫をくわえています。





 モズはここで番になリ、巣をつくり、子育てをします。

 池の平湿原で咲く夏の山野草の花に集まるハチやアブ、チョウなどを捕え、またこうした昆虫を狙って集まるトンボなども狩りの対象にするようです。