ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市湯の丸高原にある池の平湿原では、ヤナギランなどの山野草の花が咲いています

2019年08月17日 | 旅行
 長野県東御市湯の丸高原にある池の平湿原では、ヤナギランなどのさまざまな夏の山野草の花が咲いています。

 東御市北部の端にある湯の丸高原の中にある池の平湿原は標高が2000メートルの高層湿原ですが、周囲の山麓・嶺峰の囲まれたすり鉢状の地形から、朝晩の冷え込みが大きく、さらに標高が高い部分で咲く山野草も観察できる高層湿原です。

 池の平湿原の入り口部分は、標高2061メートルの兎平です。この入り口から池の平湿原まで南東方向に降りて行きます。今回は、池の平湿原の入り口の兎平から池の平湿原までの下り道で見かけた山野巣の花です。

 この兎平の針葉樹林のすき間の陽当たりがいいササ原などでは、ヤナギランが赤紫色の花をよく咲かせています。



 花をたくさん咲かせているヤナギランの花の中に、アブが入り込んで蜜を集めています。

 
 

 アサマフウロの花もたくさん咲いています。



 カワラナデシコの花もよく咲いています。



 ゼンテイカ(通称 ニッコウキスゲ)の花もまだ部分的には、よく咲いています。





 東御市湯の丸高原にある池の平湿原の麓(下界)にあたる長野県の佐久市や小諸市、東御市などの佐久平部分では、台風10号の接近などの影響で、天気が安定していません。この日は午前中は霧が時々出ましたが、その後は概ね晴れていました。

 この晴れ間に、アブやハチ、チョウなどは花の蜜を吸いに来てます。

 野アザミの花に蜜を吸いにきたアブです(品種は調べていません)。



 野アザミの花の上で、交尾をするチョウです。子孫を繁殖させるために、花の蜜を吸い、交尾し、産卵します。




 
 マツムシソウの花も所々で咲いています。



 マツムシソウの花には、タテハチョウが蜜を吸いに来ています。タテハチョウの種類はミドリヒョウモンではないかと・・。



 標高2000メートルの高層湿原である池の平湿原は、時々濃霧に包まれる天候でした。



 天気があまり安定していないために、ここにトレッキングに来ている方はあまり多くはありません。