ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、ウバユリの花が森陰でまだ咲いています

2019年08月12日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、お盆の時期に入り、盛夏になりましたが、昼間でも濃霧に包まれることが多い不安定な天候です。

 暦の上では「立秋」を迎えましたが、標高1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原は、晴れていれば夏の景色です。“緑の王国”です。

 早朝に快晴の天気だった時の、佐久荒船高原の中心にある“コスモスの丘”では、コスモスの背丈が平均で50センチメートル以上になり、緑色の草原です。



 ごくわずかですが、コスモスの花が咲いています。





 佐久荒船高原には、早朝から佐久市側からの上昇気流の霧がやってくると、内山峠あたりから濃霧になります。

 佐久荒船高原の標高1100メートルから1200メートル程度の上部だけが濃霧に包まれる時間帯があります。少し曇りかけてきています。



 この結果、佐久荒船高原の標高1100メートルから1200メートル程度の上部は、濃霧に包まれると、気温が28度(摂氏)程度と涼しくなります(やや肌寒い時もあります)。

 佐久荒船高原の標高1100メートルから1200メートル程度の上部の草原や森陰などを散策すると、ウバユリの大半は花期が終わっています。

 やや森陰部分で咲いていたウバユリの花です。





 ウバユリの若緑色の花が綺麗です。いい薫りがします。

 同様に、ツリフネソウの多くは花が既に傷んでいます。咲き始めたツリフネソウです。



 今回は、キツリフネの花は見つけられませんでした。

 トモエソウの黄色い花も多くは花期を過ぎています。

 花を咲かせているトモエソウの花です。



 何の実か分からないのですが、若緑色の実(直径は10数ミリメートル)がなっています。ツル状の山野草に実がついています。







 イケマの白い花も多くはもうしぼみ始めています。まだ咲いているイケマの花です。



 この時は、濃霧がいくらか晴れた時で、昆虫たちはイケマの花に来ていません。

 オレンジ色のフシグロセンノウの花が所々で咲き始めています。



 朝方には野鳥がよく鳴いています。ホオジロやキセキレイが多い様子です。モズもいます。