今度はタブレットだった:
10日ほど前に日曜日でも片付けなければならない用事が出来て、危険を冒してと言うほどではないが大久保通りにまで出掛けた。用事を終えてふと見れば「すき家」に¥500で牛丼にサラダと卵と味噌汁が付くという期間限定のポスターが貼られているのが目に入った。家内と今から帰って昼飯の準備をするよりも、このエコノミカルな料理で済ませようと中に入った。しかし、店員が一向に来ないのでテーブルの上を見れば、タブレットが置いてありそれを使って注文せよという仕掛けに変わっていた。何年も来た事がなかった間に、菅首相の意を帯してデイジタル化していたのだった。
この手の仕掛けには何年も前から我が友YM氏がご贔屓の代官山の高級(高額でも良いか)喫茶のAnjinがタブレットで注文する仕掛けになっていたので心得があったので、ここでは何とかこなせた。思うに、このすき家のようなチェーン店ではデイジタル化は人員削減の手段のようだった。でも、余計な心配をすれば、あれほど店舗が多いあのチェーンでは初期投資の金額は馬鹿にならないだろうが、人件費削減はそれに優るのだろうかと思った。
そこで本日だが、またもや不要でも不急でもない高田馬場の駅の近くの永年お世話になっている眼科と、西武のスポーツジムに休眠会員の延長手続きに行く事になった。我が家から高田馬場に行くには1時間に1本しかないバスを利用するのが最も効果的なのだ。眼科での検眼と診察が終わって、高田馬場駅のビッグボックスで家内と落ち合えば、またもや昼飯時。そこでジムに行く前に昼食を済まそうと9階に出ている「スシロー」に初めて上がって見た。ある程度の閃きはあったが、矢張りデイジタル化されていた。受付機で座席を割り当てられて座れば、タブレットが待っていた。
このタブレットは取り外しが可能なので、何とか注文は出来た。問題は会計で、タブレットいじっている間に直ぐそこまで辿り着いたのだが、そこから先に手間取っていると、通りがかった若い女性が「その黄色いところを触れば、おねーさんが来てくれます」と親切に教えてくれた。その会計だが、これも自動支払機だったのは当たり前か。不要不急の外出を小池都知事のご依頼通りに守っていると、このように時代遅れになって迷わせられるのかと痛感させられた。この手の自動支払機には、今年になってからだったか新宿駅西口のユニクロで戸惑わさせられていた。
良く考えなくとも解る事だが、菅首相の肝いりのデイジタル化がこのように末端と言うか、外食産業界でも進行していると言う事は、取りも直さず人件費の削減になってしまうようだ。当方は、この超後期高齢者になったので意地を張って「スマートフォン等持たない」と威張っているが、この様子ではそう遠からぬ将来にウッカリ外食も買い物も出来なくなりはしないかと懸念させられた。但し、生存していればだがね。
2007年だったか、成田空港で無人のカウンターでチェックインさせられてから「荷物あり」とタッチパネル(これって英語かな)で係員を呼ぶ方式に出会って「かえって世の中は面倒になった」と知らされたが、その事務合理化の波は牛丼屋にも回転寿司にも及んだのだった。菅首相が標榜される大命題の「デイジタル化」は、このような次元のことまで包含されているのかな。超後期高齢者にとっては決して好ましくない挑戦(間違っても「チャレンジ」なんて言わないよ)強いられる時代になったものだ。
10日ほど前に日曜日でも片付けなければならない用事が出来て、危険を冒してと言うほどではないが大久保通りにまで出掛けた。用事を終えてふと見れば「すき家」に¥500で牛丼にサラダと卵と味噌汁が付くという期間限定のポスターが貼られているのが目に入った。家内と今から帰って昼飯の準備をするよりも、このエコノミカルな料理で済ませようと中に入った。しかし、店員が一向に来ないのでテーブルの上を見れば、タブレットが置いてありそれを使って注文せよという仕掛けに変わっていた。何年も来た事がなかった間に、菅首相の意を帯してデイジタル化していたのだった。
この手の仕掛けには何年も前から我が友YM氏がご贔屓の代官山の高級(高額でも良いか)喫茶のAnjinがタブレットで注文する仕掛けになっていたので心得があったので、ここでは何とかこなせた。思うに、このすき家のようなチェーン店ではデイジタル化は人員削減の手段のようだった。でも、余計な心配をすれば、あれほど店舗が多いあのチェーンでは初期投資の金額は馬鹿にならないだろうが、人件費削減はそれに優るのだろうかと思った。
そこで本日だが、またもや不要でも不急でもない高田馬場の駅の近くの永年お世話になっている眼科と、西武のスポーツジムに休眠会員の延長手続きに行く事になった。我が家から高田馬場に行くには1時間に1本しかないバスを利用するのが最も効果的なのだ。眼科での検眼と診察が終わって、高田馬場駅のビッグボックスで家内と落ち合えば、またもや昼飯時。そこでジムに行く前に昼食を済まそうと9階に出ている「スシロー」に初めて上がって見た。ある程度の閃きはあったが、矢張りデイジタル化されていた。受付機で座席を割り当てられて座れば、タブレットが待っていた。
このタブレットは取り外しが可能なので、何とか注文は出来た。問題は会計で、タブレットいじっている間に直ぐそこまで辿り着いたのだが、そこから先に手間取っていると、通りがかった若い女性が「その黄色いところを触れば、おねーさんが来てくれます」と親切に教えてくれた。その会計だが、これも自動支払機だったのは当たり前か。不要不急の外出を小池都知事のご依頼通りに守っていると、このように時代遅れになって迷わせられるのかと痛感させられた。この手の自動支払機には、今年になってからだったか新宿駅西口のユニクロで戸惑わさせられていた。
良く考えなくとも解る事だが、菅首相の肝いりのデイジタル化がこのように末端と言うか、外食産業界でも進行していると言う事は、取りも直さず人件費の削減になってしまうようだ。当方は、この超後期高齢者になったので意地を張って「スマートフォン等持たない」と威張っているが、この様子ではそう遠からぬ将来にウッカリ外食も買い物も出来なくなりはしないかと懸念させられた。但し、生存していればだがね。
2007年だったか、成田空港で無人のカウンターでチェックインさせられてから「荷物あり」とタッチパネル(これって英語かな)で係員を呼ぶ方式に出会って「かえって世の中は面倒になった」と知らされたが、その事務合理化の波は牛丼屋にも回転寿司にも及んだのだった。菅首相が標榜される大命題の「デイジタル化」は、このような次元のことまで包含されているのかな。超後期高齢者にとっては決して好ましくない挑戦(間違っても「チャレンジ」なんて言わないよ)強いられる時代になったものだ。