「協力」をお願いするべき時期は終わっている:
緊急事態宣言が2週間延長されている間に「下げ止まり」と「感染者の再度増加」(reboundの正しいカタカナ語表記は「リーバウンド」である)を如何にして防止して行くかが、再々度の延長を避ける為の最大の課題である。私には菅首相も最大の当事者の一人であるはずの小池都知事も未だに「御協力を」と言っておられる気がする。この対策(なのだろうか?)は見当違いであるだけでなく、生温い。そんな口先だけの対策しか採れていなかった為に「下げ止まり」が生じているのではないか。菅首相は兎も角、小池さんは都内の実態を何処まで自分の目で見たのかと問いかけたい。
私は今月になってから2回ほど、ここ新宿区百人町から大久保界隈にかけて、無自覚乃至は脳天気の老若の女性たちで溢れかえっている情けない現状を指摘した。彼らの買い食いと食べ歩きの無様な状態も紹介した。イケメン通りとやらに軒を連ねる韓国料理屋の繁盛も指摘した。食べている最中はマスクを外している際の感染の危険性は、黒岩神奈川県知事が繰り返し指摘している。故に、私はかかる事態を放置すれば、現在までの感染防止策などは「百年河清を待つ」に等しい程無力ではないかと懸念して見せた。飲食業界に時短を要請するだけでは間に合うまいとの危機感も述べた。
安全第一を座右の銘とする当方は、都内で出向いた最長不倒距離は、昨年夏頃に意を決して訪れた京橋の理髪店が最後だった。従って、都内の盛り場の多くの人出の様子などは、テレビのニュースで見るだけだ。極言すれば、あんな画面は実写かどうかも不明だと疑っている。そこに、畏友のTS氏が有楽町の実情を知らせて頂いたので引用してみよう。
「昨7日午前、有楽町で携帯電話機種交換をしていて、人の多さに脅かされた。大久保と同じ風景だったかと思う。人気カフェ前には列が長く伸びて密に並んでいた。つまり、危険を顧みない人は多い、保険に入らずに車を運転するみたいなもの、感染経路からみて対応策を講じていない人には(対応策を弁明できない人には)、応分の負担をして貰うほかない。」
となっていた。私はお陰様で「矢張り本当の都心でも、このように憂うべき状態だったのだ」と確認出来たのだった。Sさん、有り難う御座いました。
事がここまでに至っていれば、会社の経営者や毎朝出勤する社員たちや老若男女に自覚を求めるとか協力をお願いして、下げ止まりやリーバウンドが防止可能だとは到底考えられないと、私は素直に危惧するのだ。そうならば、残された強行策として思い浮かぶのは「不要不急の外出を控えよ」では手緩いので、「夜間の外出禁止」を呼びかけるのを手始めに、3日もやって効果が挙がらないようだったら、最低でも「外出禁止」で「違反者には罰金を科す」くらいは発令すべきではないかと考えた。
テレビ局はしきりに「飲食業者が可哀想だ」とのキャンペーンを、実質的に打っているかの如き報道振りだ。これも思い切り予算を取って、アメリカやヨーロッパのように店舗内の飲食禁止のような現実的には営業禁止令を出して、補償をして止めていく方法もあると思う。菅首相は思い切りがないとは既に疑問を呈したが、本気でオリンピックを7月に開催する計画ならば、これくらいの英断は必要かも知れない。我が国は感染の度合いを先進国中で最も低く抑える事に成功している立派な国だが、現状でも危険視する国が何時現れて「開催するな」と横槍を入れるか解らないではないか。
事態は一都三県の知事さんたちが、何処かの誰かの小細工を誹り合っている時期でもなければ、菅首相も西村康稔大臣も尾身茂分科会長や専門家とやらのご意見を承ってから動くべき時ではないのだ。菅首相以下の内閣が「これぞ」と決めた策を打ち出して、ウイルスに立ち向かうのが本筋だと、私は思うのだ。外出を止めさせて効果がなければ、次の手を首相以下で考えたら如何だろう。正直に言えば「菅内閣は歯痒い」と思わせられるのだ。
緊急事態宣言が2週間延長されている間に「下げ止まり」と「感染者の再度増加」(reboundの正しいカタカナ語表記は「リーバウンド」である)を如何にして防止して行くかが、再々度の延長を避ける為の最大の課題である。私には菅首相も最大の当事者の一人であるはずの小池都知事も未だに「御協力を」と言っておられる気がする。この対策(なのだろうか?)は見当違いであるだけでなく、生温い。そんな口先だけの対策しか採れていなかった為に「下げ止まり」が生じているのではないか。菅首相は兎も角、小池さんは都内の実態を何処まで自分の目で見たのかと問いかけたい。
私は今月になってから2回ほど、ここ新宿区百人町から大久保界隈にかけて、無自覚乃至は脳天気の老若の女性たちで溢れかえっている情けない現状を指摘した。彼らの買い食いと食べ歩きの無様な状態も紹介した。イケメン通りとやらに軒を連ねる韓国料理屋の繁盛も指摘した。食べている最中はマスクを外している際の感染の危険性は、黒岩神奈川県知事が繰り返し指摘している。故に、私はかかる事態を放置すれば、現在までの感染防止策などは「百年河清を待つ」に等しい程無力ではないかと懸念して見せた。飲食業界に時短を要請するだけでは間に合うまいとの危機感も述べた。
安全第一を座右の銘とする当方は、都内で出向いた最長不倒距離は、昨年夏頃に意を決して訪れた京橋の理髪店が最後だった。従って、都内の盛り場の多くの人出の様子などは、テレビのニュースで見るだけだ。極言すれば、あんな画面は実写かどうかも不明だと疑っている。そこに、畏友のTS氏が有楽町の実情を知らせて頂いたので引用してみよう。
「昨7日午前、有楽町で携帯電話機種交換をしていて、人の多さに脅かされた。大久保と同じ風景だったかと思う。人気カフェ前には列が長く伸びて密に並んでいた。つまり、危険を顧みない人は多い、保険に入らずに車を運転するみたいなもの、感染経路からみて対応策を講じていない人には(対応策を弁明できない人には)、応分の負担をして貰うほかない。」
となっていた。私はお陰様で「矢張り本当の都心でも、このように憂うべき状態だったのだ」と確認出来たのだった。Sさん、有り難う御座いました。
事がここまでに至っていれば、会社の経営者や毎朝出勤する社員たちや老若男女に自覚を求めるとか協力をお願いして、下げ止まりやリーバウンドが防止可能だとは到底考えられないと、私は素直に危惧するのだ。そうならば、残された強行策として思い浮かぶのは「不要不急の外出を控えよ」では手緩いので、「夜間の外出禁止」を呼びかけるのを手始めに、3日もやって効果が挙がらないようだったら、最低でも「外出禁止」で「違反者には罰金を科す」くらいは発令すべきではないかと考えた。
テレビ局はしきりに「飲食業者が可哀想だ」とのキャンペーンを、実質的に打っているかの如き報道振りだ。これも思い切り予算を取って、アメリカやヨーロッパのように店舗内の飲食禁止のような現実的には営業禁止令を出して、補償をして止めていく方法もあると思う。菅首相は思い切りがないとは既に疑問を呈したが、本気でオリンピックを7月に開催する計画ならば、これくらいの英断は必要かも知れない。我が国は感染の度合いを先進国中で最も低く抑える事に成功している立派な国だが、現状でも危険視する国が何時現れて「開催するな」と横槍を入れるか解らないではないか。
事態は一都三県の知事さんたちが、何処かの誰かの小細工を誹り合っている時期でもなければ、菅首相も西村康稔大臣も尾身茂分科会長や専門家とやらのご意見を承ってから動くべき時ではないのだ。菅首相以下の内閣が「これぞ」と決めた策を打ち出して、ウイルスに立ち向かうのが本筋だと、私は思うのだ。外出を止めさせて効果がなければ、次の手を首相以下で考えたら如何だろう。正直に言えば「菅内閣は歯痒い」と思わせられるのだ。