新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

偶には野球関連の話題も

2025-02-14 08:04:30 | コラム
LA Dodgersの話題から:

大谷翔平君のバッグ:
2~3日前のことだったか、ジムから戻って点けたテレビに、大谷君が見慣れないデザインの小型のボストンバッグ(っていう言い方が今でもあるのかな)を下げて練習場に入っていく場面が出てきた。「はて、彼が名のあるブランドのバッグと契約したとは聞いていなかったが」と思った。すると追っかけてアナウンスがあり、イタリアの有名なBOTTEGA VENETAのものであると教えてくれた。

確か、東京だけで販売する限定品であり、未だ売り出されておらず、価格が¥180万円であると解説されたと思う。「なるほど、大谷君ほどの存在になると、イタリアの高価な有名ブランドを容易く買い入れて、グラウンドに練習に通うときのスニーカーでも入れてくるバッグに使うのか」と感心した。

ところが、後刻この話を次男にしたら「それは違うだろうよ。ボッテガ・ヴェネタは今や広告塔として絶大な威力を発揮している大谷と契約して新製品を提供しただけのことだろう」と言われてしまった。当方は単純に「大谷翔平君はイタリアのブランド品までに見込まれる凄い存在になったのだ。偉いものじゃないか、凄いじゃないか」と感心していた。

佐々木朗稀君:
偽らざるところを言えば、少し心配な存在なのである。それは過去の実績がどうのという事ではない。テレビの画面でしか見ていないが、5年間ロッテで大事に育てられてきたそうだが、その間に体格が目立って良くなったという風には見えないのだ。遠回しな事を言わなければ「体幹と投手に必要な筋力を十分に鍛えてあったのか」という疑問なのである。

大谷君はアメリカに進出してAngelsの頃から目立って体格が良くなったというか、上半身が著しく強化されたのだろう、厚くなり大きくなったのが、ユニフォームの上から出見届けられるようになった。佐々木君の筋肉が未発達に見えるのが気になるのだ。即ち、「大谷君はアメリカ式のトレーニングを積んだからこそ、天与の素質を活かしてShohei Ohtaniに成長できたのではないか」と言いたいのだ。

佐々木君はキャンプに参加する前の契約期間中にも練習を怠らなかったからと言って、早々にキャッチャーを座らせてスプリットを投げて見せた。結構なことだとは思う。だが、気になるのは「怠らなかった練習」というのが、「アメリカ式の科学的かつ合理的な鍛えるべき筋肉に特化したトレーニングだったか」と「しかるべきトレーナーがついていたのか」という点だ。

佐々木君は「キャンプで徐々に仕上げていく」と語ったそうだが、それは日本式の観念であり、アメリカ式にはそぐわないと思う。アメリカ式では「キャンプの前に自主的に必要なトレーニングをして体を作り上げて仕上げてあって、キャンプとは体幹や体を鍛える場ではない」と認識しているから。

私の受け止め方が単なる誤解か杞憂であり、佐々木朗稀君が万全の体調で一軍に合流したのであってほしいと思う。そうでないと、時差を克服しつつ長時間の移動をした後で、野球をやることに慣れるまでには少し苦労すると思う。経験から言えることで「時差を乗り切るためには、強じんなる体力に加えて精神力も必要」なのだから。

カタカナ語排斥論者から:
どうしても言っておこうと思う。Dodgersと表記したのは「ドジャース」ではなくて原語では「ダジャース」であるから。同様に、Angelsも「エンゼルス」ではなく「エインジェルス」なのだ。