新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

私はアメリカ合衆国の現状を憂慮している

2020-11-23 08:35:26 | コラム
現在の混乱は民主主義などという以前の問題では:

22年半もアメリカの大手企業の禄を食み、アメリカに貢献してきた者としては、トランプ大統領の昨日までの振る舞いを見ていると、これが民主主義を標榜する世界最大の国の大統領がすることかと思わせられるのだ。あの動きを傍若無人というか、形振構わずとするか、羞恥心も何も忘れたと見るのか知らないが、何としても再選を達成する為には手段を選ばないのだとしか見えない。他にマスコミが採り上げる負債や脱税対策の問題があるのだろうか。その意味では、トランプ氏の行動は決してunpredictableではなく、anticipated であり、foreseenであるように思えるのだ。

私は我が国のアメリカ問題専門の評論家の先生の方々が、民主党側というのかバイデン氏陣営の不正行為を論っておられるのは解らないでもない。だが、不正行為を非難され訴訟を起こしておられるトランプ氏は、元はと言えば民主党だったということ看過してはならないと見ているのだ。即ち、トランプ大統領はは民主党の手口を予め承知しておられたので、うがち過ぎかも知れないが、相手の手の内をご承知で「バイデン陣営に不正があった」と主張されるのかなと言える気がしないでもないのだが。

しかし、アメリカ国民ではない私には民主党か共和党の何れが正しくて、どちらが民主主義の原則を守っておられるのか等は解らない。変な言い方だと非難されるのを承知で言えば「あれは余所の国の選挙なので、こちら側で何と騒ごうと大勢は変わらないのである。従って、我が国では如何なる結末になるかを熟視して待っていれば良いのか」と考えているのだ。但し、私の永年の持論である「民主党政権は過去の振る舞いだけから見ても、我が国にとっては好ましくない」を変える気はない。

民主と名乗っている政党が行ってきた選挙が民主的か否かという問題でもあるようだが、G20を中座してゴルフに行ってしまった大統領は、民主的か否かの以前の問題児ではないか。1日に10万人以上もの感染者が出ている時に、ゴルフとは如何に何でも凄すぎる気がする。SM氏が知らせてくれたように、LAではcurfewが発動されている時期である。安倍前総理に「この際是非とも立ち上がって頂きワシントンDCに飛ばれて、トランプ氏を諫めてやって下さい」とお願いしたくなるというもの。



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