恥じ入って反省している:
一昨日だったか、何処の局かも覚えていないコメディとも言いたい番組を見て、非常に驚いて自らの浅学非才を大反省させられた。その番組では女子バレーボールの日本代表選手たちを集めて「バレーボール」を“英語で表記をさせていた。ところが、何人かが”volley ball“と書けただけだった。そこで、司会者が黒板に”volley”と書いて、それがテニスの「ボレー」でありサッカーの「ボレーキック」と同じなのだと説明した。
要点は“volley”が「バレーボール」となっているのに対して、テニスとサッカーでは「ボレー」とカタカナ表記されているとの説明。この違いを「知らなかった」というか考えてみたこともなかったことを大いに反省し、一人で恥じ入っていた。慌てて英和と英・英の辞書を見て“volley”はキングズイングリッシュでは「ヴァリ」でアメリカでは「ヴァーリ」であると確認した。
こんな簡単なことに注意していなかったとはという反省である。要するにアルファベットの“o”のカタカナ表記の問題だった。カタカナ表記では殆どの場合にローマ字式に「オ」としているが、英語の場合には「ア」に非常に近い発音になっていることが多いのだ。現に“soccer”は「サッカー」が普及しているが、嘗ては「ソッカー部」と称していた大学があった。
先日取り上げた「クライアント」と「クライエント」の違いにも驚かされたが、この“volley”も、競技が違うと異なったカタカナ表記になっていることに驚かされたのだ。誰がどうしてこのような異なる表記にしたのかと奇異に感じていた。思えば、英語でのテニスとヴァリボールの中継を聞いたことがなかったので、2種類のカタカナ表記があることに気が付かなかったのかと、ここでは少しだけ言い訳がしたかった。
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