水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

セメンぬり

2005-10-23 19:28:13 | 花フェスタ模型
10月23日
花フェスタの模型にいよいよ塗料を塗り始めました。
       
       
昨日、凹凸の激しい所は水性パテで補修し朝から研ぎだし作業。セメント塗料のと厚があるからそんなに神経質にならんでも良かったので軽く耐水ペーパ#400をかけました。
       
外周側面部分は、塗料の骨材用の特殊な砂を混ぜ珪藻土のような感じにしてみようと思っています。
       
あとは、2.3日乾燥させセメントの硬化を待ってみることに。
先日試しに行ったときよりは接着剤の方を少なめに入れ撹拌。少し色合い的に白っぽくなるのではないかと思っています。
この後に使う、メデュームを塗った時にぬれた感じが強調されるのではと期待しています。

濡れ肌

2005-10-20 22:25:02 | 花フェスタ模型
10月20日
先日、試しに塗ったセメントの様子を見てみたら、それほどの変化も無く安定していることが分かった。

乾燥までの間に、セメントの水分が濡れ肌の様になったことが今にして思うと印象的だった。

そういえば、石でこうした模型や商品を作った時も水による濡れ肌の色が欲しくて作り始めたんだよね。カシューでの研ぎだしをマットな仕上げで押さえているのも、最終的には水の塗れ肌が際立つことを願ってのことでした。

それで、今度本番の塗りを終えてみたところで池の部分だけにメデュームを塗ってみようと思う。

濡れ肌を演出するためにね。

メデュームの他にもオイルフィニッシュも試してみようかと思っている。どんな表情になるか楽しみだ。その過程でコンセプチャルな発想にたどりつけたら、一石二鳥かも?

まぁ,悪戯の様な試みが発想を豊かにするということで、明日の作業までもう少し楽しみ(イメージトレーニングをし)たいと思う。

湿気が

2005-10-17 20:23:26 | 花フェスタ模型
10月17日
今日は台風接近に伴い雨、気温も低くて、湿度も高い。

こんな日は、とてもじゃないけと塗装作業は出来んので、模型の細かい部分を切ったりはったりしていました。

最近になってやっとスライドカッターの細かい癖が分かって来て、0.2ミリほど削ってみたり、垂直面を削りだししてみたり、ずいぶん器用に加工が出来る様になった。

もともと、石材用のオフカットが同じ様な構造で扱いにはなれていたけど、石材用のダイヤモンドカッターは仮に少し触れたとしても擦り傷程度で済みますが、木工用のチップソーでは触れた瞬間に骨までいってしまうので神経を使うんだよね。

だから、気が乗らんときや出ばなをくじかれる様なしくじりをやったときは、もうその日は電動工具で作業をしない様にしていたからなかなか道具に慣れんかったのかも知れんなぁ。

プロの大工や建具屋だったら何を怠けてる! と、ど叱られそうだけど、木、鉄、石を次々とめまぐるしく扱いながら、突然塗装やモデリングし、夜になってからは、パソコンで書類作りと画像処理。そんな落ち着かない状況でやっている以上、理屈じゃなくてヤバイと感じたら手を出さないことは鉄則だと思う。

怪我をしてからでは遅すぎるからね。

とまぁ、今日はそんなことを思いながら裁断作業を行っていました。

今後の予定としては、セメントとボンドを練り合わせたものに骨材(砂)をまぜて試してみようと思っている。マチュエールをたのしむ目的で入れるのだけど、MDFのつなぎ目の所に塗ることでより自然な感じに仕上がらないかと期待して試みたいと思っています。

あとは、使い始めに湿らせる刷毛の水分をどのように処理するか、乾いたまま使用すれば刷毛が広がってすぐに使い物にならなくなるし、水分が多ければ塗装した際に白いヌタ(のろ?)みたいなのが浮かび上がってくるので仕上がりが汚い。

そうそう、仕上がりが汚くなる危険があったので今日は塗装をせんかったんだ。。時間は無いが気長に行こう。

ためしぬり

2005-10-16 18:47:06 | 花フェスタ模型
10月16日
今日は先日買って来たセメントを試しに使ってみることに。

使うと言っても、普通に水を入れ撹拌して左官の様に塗るのではなくて、木工用ボンドをまぜて刷毛で塗るんです。

塗料の定義は、顔料と接着剤を合わせたもの。ということで、顔料にセメントを利用している今回の塗料はセメントは元々の接着剤として使われているものですから、接着剤を接着剤で混ぜ合わせた塗料という何とも変な感じです。

これまでにも、コンパネとか木材に利用したことはあるのだけどMDFは初めての試みなんです。
水分を嫌うMDFがどのような状況になるのか予想が出来なくてね。普通に塗料を塗ると時々繊維状のばさつきが出てクラッキングや縮み、剥離を起こすので今回は様子見です。

       

一度目の塗布で、心配していた表面の異常は現れず、水分が揮発し、混合した木工用ボンドが硬化したのを確認してから二度目の塗布。

2、3日放置してみて剥離を起こさないことと、木工用ボンドを利用しているので表面の色合いがどの様になるか(ぬれ肌のままか)、模型としてふさわしい色合いと質感になっているか、たのしみです。

セメン

2005-10-14 17:03:24 | 花フェスタ模型
日曜にセメンと買ってきました。
模型の仕上げにセメントを塗ってやろうかと思って買って来たわけですよ。
水でといて木工用ボンドを混ぜて

♪ねるねるねるねをしってるかい?♪

て、感じで撹拌して刷毛で塗るつもり。

セメントと言えば,相当昔に石膏の代わりにセメントで中型を作った覚えがあってね大変でした。

白髪鬼の様な美術の先生に言われるまま、素手で練り合わせ流し込んだんですが、強烈なアルカリ性で手の皮がぼろぼろ。。指の関節のシワのところなんてひび割れ起こして、痛いの、かゆいの、動かんの。。

そんなんなった後で、白髪鬼からお前手袋も付けずにそんなことするからだと軍手をプレゼント。

そんなんで作業を続行することになったが、翌日になってみるとより酷い状態に。

お陰で搬入日が近いのに暫く作業が出来なくなって、そんな焦っている僕を横目で見ながら白髪鬼が「やっぱりだめだったか」っと一言漏らしてどこかへと姿を消してしまった。。

「これはおかしい」と感じて、図書館に行き調べまくって、強烈なアルカリ分を含んだ水気を防がんかったら何の意味もなく、布で出来た安い軍手で防げる訳が無いことが判明。

何でも知っている顔をして、ようは人を実験台にしたのね。(`Д´;)

そのご、もう一度セメントによる流し込みをする機会があって、別の先生に先達ての話をしたら、離型材の代わりにメンソレータムをエンジンオイルで溶かし塗れというご説明。。今度は手が荒れてもメンソレータムだから大丈夫というご説明。。

流石にその時は僕も用心したね!
こればかりは絶対に手を出さなかったよ。

案の定、作業をはじめてみるとうまくゆかなくてね。
先生がエンジンオイルにメンソレータムが溶けないからと火で下からあぶっていたら訳の分からん黄色い煙が立ちのぼり、苦しくて息はできんわ、目は腫れるわ。。

結局、部室から逃げ出して2,3ヶ月は臭いが残っていたもんな。

あれをまにうけて、独りで作業をしていたらと思うと怖いよ!

そんな頃からかな、先生と名の付く人の話は参考にしても、100%の信用をしなくなったのは。 まぁ、お陰で独自に研究し開発してゆく姿勢はあんな頃から身につけることができた様に思うので感謝はしているけど。。?

でも、今でも性懲りも無く「お前は素直さにかける」と口を揃えて言ってくる。。

なんなんだろう。

ようすみ5

2005-08-30 18:52:39 | 花フェスタ模型
だんだんゴチャゴチャしてきたな。。

でも、周りの環境があって自分の作品を存在させてる訳だから、ある程度は現場に即した模型にしておかないといけないんですわ。

ただ、建築物にも著作権もあるとおもうし、そういった意味でも全体を黒とか青とかべた塗りにして無機質な感じに仕上げておきたい。

作品本体となる鉄板も現物では赤色で統一しているが青や黒の模型では何とも素材感が弱すぎる。

だから、金属の真鍮を組み合わせてまとめあげる予定。(いつもの予定)

ようすみ4

2005-08-27 20:44:37 | 花フェスタ模型
階段部分を作ってみました。
階段に会わせて柱も長くしました。
仮置をしてみて存在感の強さを再認識。この階段についてはこの大きさが限界かな。
全体が組み立て終わったらアクリルガッシュのウルトラマリンライトをペタペタ塗る予定で、部分的にウルトラマリンディープできめよかと。。