水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

七夕ゆかた祭り

2008-07-12 14:42:39 | 岐阜駅の展覧会
7月5日

「七夕ゆかた祭り」に参加してきました。

            

今回の参加は、
「浴衣の着付けの参加」「ワークショップ」「イラスト展示」
と言う事でした。

当日は、JR岐阜駅タワ43の野外のエントランスではグラスバンドなどの演奏等が行なわれましたが、30度をこえる夏日と高い湿度で茹だるような暑さ。

            

浴衣の着付けを行なってもらった、女の子達にも会場を華やかせてもらおうとサクラをお願いしましたが、流石に辛い様子で仕方なく撤退。

幸い「ワークショップ」は冷房の効いたじゅうろくプラザの1階だったので、そこでのアシスタントを中心に行ないました。

        

ちなみにワークショップでは、定番となった「ハンコ作り」に出来上がったスタンプで七夕飾りを作ってもらい展示してもらう内容で行ないました。

        

        

じゅうろくプラザは、かなり無機質な空間なので、用意した「笹の葉」は見事に季節感を演出してくれたようなきがします。

        

中仙道祭り

2006-12-23 22:37:21 | 岐阜駅の展覧会
12月19日

毎年岐阜駅南口で行なわれる「中仙道祭り」への美術展のイベント参加という事で先方事務局の岐阜市加納の代表のM氏と打合せを行ないました。

       

これまで行なってきた

JR岐阜駅高架下関連施設の全長600mの展覧会
「花フェスタ2005ぎふ」での野外美術展
「アートフェア2006」(各務原市)での野外美術展
同じ町内でもある岐阜市加納の「清水緑地」での野外美術展

を紹介しこれらの展覧会と同期間に行なわれている「中仙道祭り」へ美術展として参加させていただけないかという事で話を進めました。

       

M氏からは「中仙道祭り」の経緯について

○正式名称は「美濃中仙道祭り」で17回目。
○神様の祭りと地域の盛り上がりが中心。
○子供達や婦人会の踊りなど純粋なお祭りとして行なわれている。
○加納西連合と加納東の自治会が中心になって行っている。
○組織としては流動的なところがありますが来年度もM氏が代表。
○岐阜市からと町内からの助成で賄われている。
○飲食、商品販売もありますが将来的にはゴミの減量を兼ねたフリーマーケットを中心に行ないたい
○駅前で70店舗を予定していて3倍くらいの出店希望がある。
○出店については岐阜市の方で対応してもらった。
○清水緑地との連携などが今後の課題。

と、ご説明がありました。

僕達からもS水先生から、これまで行なってきた岐阜駅高架下関連施設での展覧会で、その殆どが手弁当で行なっている事を伝えてもらい、その上で、

○「中仙道祭り」のJR岐阜駅南口での仮設ステージへの出演希望。
○ワークショップ、小品販売への希望。

を提案しました。

で、

いろいろ話をするうちに「中仙道祭り」「美術展」の関係者双方がお互いに格式が高いのではないかと思い込んでいた事が判明。

それを伺い、O庭先生から
「ワークショップにしても小品販売にしても、一般の方が楽しみ参加できるものであることを前提にしてまして、ある意味、敷き居の高い美術や芸術といったイメージのものを目指しているものではないんですよ」とのご説明があり

僕の方からも
「もともと、岐阜駅高架下での美術展のテーマが「芸術によるまち作り」である事から、岐阜駅周辺の自治体と関わりを持つ事はその目的の一つだと思っています。
また、2003年当時から岐阜駅の方で美術展を行っているのですが、毎年、同じ時期に開催されている「中仙道祭り」に関われないものかと思っていました。正直、毎年の盛り上がりの様子にうらやましいものを感じていました。
これを機会に、何かしらの交流と可能性が広がると有り難いと思っています」
と、感想を述べさせていただきました。

M氏からも、
「そういう事でしたら、岐阜駅南口が駅裏と呼ばれたイメージを払拭したい。この地域を盛り上げてゆきたい。と思って頑張っていますので。。。参加という事でひと枠設けるということだけなので大丈夫だと思います」

とのご返事を頂きました。

それで、来年度、始めには具体的な話をつめる事になり、出だしは好調な感じがしました。

楽しみです。


来年に向けて

2006-12-03 22:01:29 | 岐阜駅の展覧会
11月29日

ガスト会議

今後の展開に付いて話し合いをしました。

現状としては、来年の岐阜駅での美術展に付いて成金が少なくなることから、何かしら、次への展開を考えようという事で提案することに。

それで、同じぐらいの時期に岐阜駅南口広場で行なわれている「中仙道祭り」というイベントがあり、岐阜駅南口にステージが設けられ盛り上がっているので、

そこへ美術展として参加してゆく形で展開することを提案してみました。



実は、この件については随分以前からS水先生からも提案されていて、
先日の各務原市役所でのお礼の挨拶の後、喫茶店で打合せをし

毎年行なわれている仮設ステージでのイベントへの参加。
今年、清水緑地の展示で窓口として活動してくれたN君との連携。
「中仙道祭り」の運営事務局の所在調査。
美術展への人員の誘導。
岐阜駅高架下関連施設での美術展と地域住民との接点。

ということで話をしていました。



それで、年内中にでも「中仙道祭り」の窓口に話を持ってゆこうという事で話が進みました。

さて、どうなることや。。。楽しみです。


~~~

それと、以前、行なったイベントで看板を作ったのですが、その制作費という事で若干のお金が戻ってきました。

実はこうしたイベント的な展覧会の場合、自腹でお金を持ち出し、手弁当なんてこともしばしば。
「お金を立て替え」とか「あとでお手当がある」という話は基本的にのらない方がいいんですよ。

また、助成をもらったとしても宣伝広告費ぐらいしか認められていなくて、夜中に会合を開き、許可申請の作成等を行なっても、交通費すらまかなわれていないのが実情です。

そうした状況の中で、若干でもお金を還付してもらえたのは大きな評価に値するように思うのです。
そして、そうしたお金を工面するのに、先方との交渉でF旗さんがどれほど苦労していたか直ぐ隣で観ていたので特にそう思いますね。

また、こうして出来たお金はアルバイトとかで稼いだお金とは全く意味が違うということも知ってもらいたいですね。

単に自分の私生活の費用に充ててしまうと、それは「死んだお金の使い方」と言わざるを得ません。

まわりの皆が盛り上がる様なねぎらいに利用するか、
今後の活動でまわりの皆が楽になるように機材や道具を購入するか、

とにかく、そのお金は未来への投資として利用されなければなりません。
(かならず、別の形で戻ってきますから。。。はい。)

その使い方で、人となりが見えてくるように思います。。。。こわいですね。

つぎに向けて

2005-11-19 15:02:11 | 岐阜駅の展覧会
11月19日
岐阜駅での展覧も何とか終了。
来年は岐阜駅ビルが完成予定なのでそのオープニングセレモニーと連動できないかと思ったりしています。

そして、来年に向けて各務原の「学びの森」に行ってきました。
       
       
       
       
同行してくれた作家の人も「野外展示を考えている作家には相当使いやすいのでは」と好感触。
各務原市も芸術文化のテーマで発展を考えているようで、そんなところからこれまでの実績を活かしつつ可能性を考えてみたい様にも思います。

再展示に向けて

2005-11-10 21:45:03 | 岐阜駅の展覧会
11月8日
盗難が会った作品の作家さんと打合せ。

       

本当は即日再展示という事で話が進んでいましたが、展示したい気持ちと作品をまた盗まれるのではないかという不安、くわえて、それまで展示されていた場所のイメージが強烈で展示場所の変更への疑問とわだかまりがあったみたいで、要するに気持ちの整理がついていない感じでした。

また客観的に考えると、犯人が捕まっていない以上、再犯性が高く、美術展事務局としては展示場所の移動が望ましくありましたが、会場管理者の意向では展示場所は変えないで欲しいとの要望もあり、作家本人は基本的には同じ場所での展示を望みつつも作品への被害を恐怖していて、三つ巴で収拾がつかない感じになっていました。

美術展の案内には「作品の移動を求める事がある」とうたってあるので移動,若しくは撤去という結論を出してしまう事も出来ますが、今回の件では,純粋に作家が泣きながら作品について悩んでいて、その答えが出るまで少し待ってあげたい感じもしてしまいました。

       
            

それでいろいろな立場のいろいろな考えがあると思いますが、とりあえず、その日は他の展示場所で作品がどのような表情を見せるか仮置をしてもらいました。

目的としては、

展示場所の移動に伴う交渉用の資料作り。
他の場所での展示の試み。
そして何よりも、作家自身が何かしらの答えが見つかる切っ掛けになってくれる事を期待した試みでした。

多分この事が、彼女にとって今回の岐阜駅での展覧会のテーマでもある「motivation」となってくれるしょう。

それと余談になりますが、展示している様子を見ていて思ったのですが、作品そのものの良さもありましたが、彼女自身が持つ空間演出のたくみさが今回の事件を引き起こしたのではないかと感じました。
「簡単に仮置して撮影しよう。。」と勧めただけなのですが一回の展示に20分以上かけてましたからね。そのこだわり方は18歳の女の子とは思えない普通でないものを感じました。

じけん

2005-11-07 18:04:55 | 岐阜駅の展覧会
11月6日
岐阜駅でのオープニングが行われた夕方ころ、アクティブG たくみミュージアムの通路側に展示してあった荒田真観さんの作品が紛失との連絡が防災センターからありました。

       
       

結局のところ以下の経緯で戻っては来ました。

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昨夜6時ごろ岐阜駅北を帰宅のため歩いていたところ、40代後半と思しき浮浪者風の男が、荒田作品を差し出し、「おじさん、これ1000円で買ってくれ」と声をかけられた。見たところとても1000円程度のものではないし、美しい芸術作品に思えたので、「これ、どうしたんだ。」と問い返した。アクティブG東通路は通勤路でもあるので見覚えが会ったせいもあり、「どこから持ってきたんだ!」と強く問い返したところ、「「知らんわ、馬鹿野郎」と言って投げつけられた。会合で飲んで酔っていたせいもあり、とりあえずかわして、落ちていた作品を拾って(このとき上着を現場に忘れて奥さんに怒られたとか)家に持ち帰った。今朝になって、アクティブに展示してあった作品であったことを思い出し、オリベの人にどうしたらいいか聞いたところ、「担当者に連絡します」ということでとりあえず預かった。
と言うことでした。とりあえず、菓子折りを芸文からのとりあえずの挨拶と言うことで手渡して荒田作品を引き取ってきました。

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雰囲気のあるいい作品でしたので、ひょっとしてという思いもありましたが、かといって、観覧者との距離を作る様なケースでの展示では本人の作品の意図に反する様な気もするし何よりも人を疑いたくはない気持ちも分かる様な気もするし。。

正直、難しいところです。

ただ、この岐阜駅での展覧会は、企画の主体が企業や市町村ではなく作家による手作りの芸術展で、啓蒙的な意味が強く、また、この展示を機会にそれぞれの作家が自力で作家として何かしらの足がかりとなることを期待する意味合いが大きい。

この展覧会の権威を頼るのではなく、展覧会が街と芸術(作家)との接点であり、美術館の様な特殊な環境から思い切って外へ一歩踏み出した作家達がその接点(事件)の中で育ってくることを期待するものなのです。

また、今回の事件もそうした意味合いの中で考えると、荒田さんだけではなく、今回関わった他の皆さんにとっても貴重な経験(宝もの)なのかもしれません。

なによりも、作家と作品がその価値を認められた瞬間でもあるのですから。

岐阜駅オープニングセレモニー

2005-11-06 20:51:08 | 岐阜駅の展覧会
10月5日
昨日に引き続き今度は岐阜駅でのオープニング。

       

岐阜県芸術文化会議ということで、現、元の教育長の人とか高架下関連施設のそれぞれ館長さん。などなど。

郵政関連のぱるるプラザの件等いろいろな社会変化の影響を感じる一場面もほんの少しコメントにあがったりして、意味深いセレモニーだった様な気がしてます。

       

また、そのごの座談会で今後の抱負として、清水緑地を提案した様に外へ向かって展開してゆくように岐阜駅周辺再開発事業の柱でもある言説中の48階建ての駅ビルと駅改札口から伸びるエントランスの使用やその周辺に出来る公園、緑地なのどの使用を念頭に展開を図る方向での話題がありました。

       

今年は「花フェスタ2005ぎふ」や岐阜駅での美術展に若手の子達が会場の交渉段階から参加してくれ、今後の動きのなかで何かしらの可能性が広がったようにも思います。

河の中に入って

2005-11-03 20:19:48 | 岐阜駅の展覧会
11月31日
午前中は真鍮の裁断作業と岐阜駅での展覧会の様子を見に行ってました。
       
実は,前日夕方に作品を確認しに行ったら池の中の赤い石が何者かに触られ河の中央の方へ投げ入れられていたので、そのことが気になり連日の様に巡回することにしていたのです。
       
11月の寒さの中でもこの河の中に入って悪戯をする行動力には驚愕しました。できれば、作者が僕であることは伏せてどのような感じで河の中に入ったか訪ねてみたい気分。。。?

たび

2005-10-31 22:51:33 | 岐阜駅の展覧会
10月29日
岐阜駅の搬入を行いました。
いろいろ準備で大変でしたが昨年に引き続き今年も出品されている作家さんも多かったことと、何と言っても今年で3回目となればノウハウも整ってくるんで前回よりは気楽に行うことができた様に思います。

でも、今回の展示で一番ん苦労したのは岐阜駅南口広場の壁泉で展示を行った女の子だったと思います。
10月末ということで寒い雨の中での展示ということで、、、ってか!
スカートかい! さむいだろ!
       

おまけに、土建屋さん用の地下足袋かい!?

理由を聞いてみたら忍者の修行で使っていたそうで、、、、訳が分からん。
将来はテコンドウを習って将来役に立つ様にしたい。だそうで。。。ますます分け分からん
(役に立っちゃいかんだろう!)
       

でも、まぁ、公開の展示で一番苦労しているのは彼女だったし、作品の善し悪しは別にしてあれだけの頑張りを見せてくれたら準備で頑張って来た僕たちから見て、まぁ、認めてあげたいかなという気にはなっています。

ちなみに、こうした駅前等の交通量の多いところでの展示では独りでの展示作業は絶対にさけるべきなんですね。作業中、好意を持って話しかけてくれる人も沢山あるのだけど、どんな人が話しかけてくるか分かったもんじゃないのです。
人によっては、ひとつ言葉を間違えただけでくってかかってくる場合もあるんです(僕は経験無いけど)

現に雨が酷くなったので、簡易のカッパを買いに行ったのですが、少し離れて彼女が独りで作業していた間に変な若いニーちゃんが近寄っているわ、変な写真を撮ろうとするわ。。。気のせいかもしれせんが。。

ですから、こうした展示作業を行うときは男女を問いませんので最低でも二人一組での作業をお薦めします。

そんなわけで、街中での展示には十分な安全の配慮を必要としていますので皆さんもお気をつけください。

わらってぇ~

2005-10-29 07:53:04 | 岐阜駅の展覧会
10月28日
愛知万博のリサイクルアートコンペでグランプリを取った作品を岐阜駅のアクティブGに展示する事になりその作品を美術大学にまで取りに行きました。
       
       
なかなか、元気があってよろしい! 感じです。
       
岐阜駅での美術展は今年で3年目、郵政民営化に伴う社会状況の変化がこれから予想され、何事にも対しても意気消沈な意見が多くなってくるだろう。 ようするに予算の削減の議論の中で芸術の分野が無駄とされる話が多くなるだろうということです。

ただ、少し見方を変えた話をすれば、美術展というのは、何か事業を興す時、オープニングパーティーやオープニングセールを行ったりする。景気付けに行うあれみたいなものなんですよ。 

いきなり何の話がしたいかというと、美術展というのは政治経済の中で正にそれに当たるんではないではないかということで、一見無駄に思えますが、政治経済の話で例えるとマーケットの消費者心理をを向上させるような材料であり続けることが大切なんです。
今回この岐阜駅の美術展で提案した「再活性化のmotivation(動機付け)」という趣旨でもそうした意味合いを込めています。

また、「再活性化のmotivation(動機付け)」の基軸になる考え方として、如何に後輩を育てるか。ということが重要と考え、今回公園整備課や河川課への許可申請などに二十歳ぐらいの子達を同行させながら行ったのも、後世へつなげてゆく教育的な趣旨があり、再活性化の鍵が育(はぐく)むという事柄に他ならないことを伝えたかったのです。

トラックへの積み込み作業中に「はい、そこで止まって記念撮影。はい!わらって」と記録写真を撮ろうとすれば「えぇ~」と言いながらでも笑ってくれた?彼等に彼女らが、皆さんの「もちべーしょん」になることを期待しています。