水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

アルミで「楓」を作る

2009-10-25 21:46:37 | 制作日誌
10月25日

写真は、アルミニウムで作った

「楓」の作品

何時もは真鍮なんだけど
今回は材料費を削る目的て使ってみたんだけど
なかなかいい感じ♪

おまけに、材質が真鍮よりも柔らかいから楽なのよね(w

仕事後も酷い肩こりに悩まされることも無い♪

質感に付いても

秋から冬に変化してゆく季節感を感じたりして
冷たくなりつつある沢水を暗示させる様な
そんな気になってきた。

なにより、真鍮よりも明る感じに仕上がるのが良い!!

女の子のレリーフ作品も作っているけど
これもアルミでいってみよう!!

たのしみだ

10月のアートイベント。。。

2009-10-24 13:38:02 | 岐阜都実行委員会
さて、この季節になるといたる所でアートイベントが開催されているようです。

僕達も、岐阜都実行委員会として

10月10日には
JR岐阜駅のエントランスデッキ完成記念でのワークショップとアートグッズの販売

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10月17日には名古屋市大高緑地でのアートイベント

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に参加してきました。



政権が変わり、経費削減が声高にかたられると一番最初に削られるのが芸術の分野ということもあって

展覧会を企画すると助成金とかをあてにするものですが、どこにいっても厳しいようです。

そしてこんな時に限って、純粋に作品を展示したい人だけで展覧会を開催したいという人達やら芸術でお金のことについて語ることはタブーなどと言ったりする人も現れたりするから。。。

なんとも、ややこしいことになる。

芸術が表現である以上、常に誰かに何かを伝えることが目的で、そのリアクションを期待し真摯に受け止めるべきで、次のステップに繋げることが重要なら

たとえ100円であろうと「お金」と言う対価を求めることに背を向けては行けないと思うのです。

金額ではなく、売れなかった悔しさで次の課題を見付け、売れることの喜びで次の意欲や希望に繋がる。

これは、経済学的な視野で見れば、たった数百円の購買で小規模ながら市場のメンタル面が活性化されることを意味していて意義は大きいはずなんです。

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衣食住に付加価値が加わって景気が良くなります。

そして、付加価値を作るという部分では芸術の役割は非常に大きいのです。

仮に付加価値を作るのが芸術でなければ、天災であったり、貧困であったり、戦争であったりと、ろくでもない事が多いのでね。

景気低迷の中では、できる限り、若手作家に作品の購買の可能性を作るべきだと思うんですね。

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そんなわけで、この後に続くイベントに向けて作家の感性を活かした小物たちを制作し販売するアートグッズと題したフリーマーケットの様な出展の準備を行なっています。

ちなみに、今日みつけた材料は板金工場で産廃としてでてくる鉄板です。

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製造の過程で円形だったり丸みのある可愛い形が多かったのと、紐を通せそうな穴が既にあいているから飾りとしていろいろ作ることができそうだ。

イラストとか書いている子達には、絵柄にこっていても

「小品としてどのように見せるか」とか作戦を考えることが少ないからね。

ポストカードや単なるイラストととして出品するだけでなく、こうした小物に貼り付けたりした方が一般の人には受け入れやすいから、彼女たちが使ってみると相当面白いものになるように思うんだよね。

とにかく、毎日、何百枚と産廃として捨てられているし、会社の人からも持って行っていいと許可も頂いている。

11月3日にも学びの森でイベントがあるから、それに向けて使ってみるよう勧めてみたいね。



で、僕の方はと言えば、

これまで真鍮で楓の葉っぱとか作ってきたけど、今回はアルミの板で加工してみることに。

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真鍮のズッシリとした重量感も良いんだけど、厚みがあって葉っぱのように軽い質感も優しい感じがして良く思えるようになった。

真鍮に比べればアルミの方が柔らかいし裁断もしやすいけど、切ったあとのバリが凄いからこれをどうしようか。。。w

とにかく、手触りが悪いのは許せないので明日は紙ヤスリでもかけてみようかと。

大高緑地で。。。

2009-10-24 13:10:44 | 岐阜都実行委員会
10月4日

昨年、参加した小牧アートフェスティバルでモアイのかぶり物を出展した鷲見君に、マンモスのかぶり物をしていた林さんから名古屋市大高緑地でのアートイベントへ出展にお誘いがあり、

その話しの中で休園中のプールでのアートイベントに僕の作品もということで大高緑地まで下見に行ってきました。

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はじめに大高緑地の事務所で自己紹介とイベントの経緯のご説明をうかがい、岐阜都実行委員会として行いってきたアートイベント紹介しつつ、

「若手のアーティストの集いの場として展開してゆくのなら例え100円でも収益性のあるイベントとして展開してゆかなければ人材は育ちません」

ということお伝えして、双方の考えを確認しました。

主催者側が若手アーティストにビジョンを示すのではなくて、若手がそれぞれにビジョンや目標を旺盛果敢に追求してゆく仕掛けを作ることが重要なんですね。

作品が売れお金を頂いたときの喜びは勿論、売れなかったときの落胆や、そんな仲間をどのように支えてあげられるかを自分のことのように真剣に考える雰囲気が「「芸術の社」として育ってくればと思います。



早速、プールを見てきました

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2つある大人用のプールは、一つが故障していて、もう一つが沈殿物の溜まった池の状態。

深さも1m以上あるし、会期も10月から11月末まであるそうで、そんな頃には相当に水温も下がっているからかなりき厳しい状況でしたね。

僕自身も足に大怪我の痕があって冷やすと酷い倦怠感におそわれるから、どうしても無理がある。

それで、色々と考えてみた結果、木材でキャスター付きの台座を作りそれをロープで引っ張ることにしたけど。。。初めての試みなんで。。。ちと不安が残るかな。。。w



実制作開始。
台風18号の影響もあって午前中から雨が降っていましたが強行。

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寸法どおり裁断して部分的に相欠きも作って。。。

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ピッタリ!!

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そういえば、同時進行でレリーフも作ってます

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/bd/1493b66d74f8e9c2cbbbf9e8dc5a4078.jpg

モデルの骨格は大体把握できているけど、シルエットが大事なんでね。

すこし、構図を変更しても良いかも知れないかなw