水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

岐阜都イギリス展示作戦(仮名)

2008-09-28 13:06:13 | 岐阜県全域美術館構想
名古屋芸術大学の赤井教祐君が9月22日からイギリスに留学すると言う事で、滞在期間中にイギリスの風景を舞台に僕達の小作品を展示してもらい写真をメールで送信してもらう

「岐阜都イギリス展示作戦」(仮名)を提案。

赤井君も快く引き受けてくれ、皆さんもご参加してくれることになりました。

まだ、渡航した赤井君から連絡はありませんが、向こうでの準備が整ったら何かしら連絡があるだろうと楽しみにしています。

公的な機関の企画とか何かしらの支援を受けて云々と言う事ではなく、これをして何がどうなると言う事でもありません。

異国の地での自分の作品を眺めながら芸術について語り合うなかに、あらたな発見、感動などが見つかりそれが今後の制作への心の糧になるのであれば素晴らしいと思うんですね。

赤井君もイギリス滞在中に外国の作家さんの作品をあずかって同じように日本情緒のある環境で展示し、何かしらの交流が始まると面白いと思うし、僕達もその仲間に入れてもらえたら面白いよね。

また、僕達は既に岐阜都実行委員会として公共空間に独自に企画立案し、岐阜の地にて美術展を行って来た実績もあります。

そうした展示にお招きする事も出来たら何となく国際色豊かな美術展示が出来るような気もするんですよ。

夢は広がるばかりです♪

大垣にて1

2008-08-15 13:05:54 | 岐阜県全域美術館構想
8月2日
情報科学芸術大学に9月に行われる「大垣ビエンナーレ」について話しをうかがいに行きました。

         images

ただ今回はiamasのオープンキャンパスでそちらの紹介がメインになってしまったかな。

とはいえ、ビエンナーレーと題して大々的に展覧会を使用と言う話しなので、こちらからも幾つか話を切り出しました。

街の再活性かの期待もされているイベントなのですから、直接的に商売に結びつかなくても、何かしらの形で人が集い、下町の子供の遊び場的な場所を作ることが必要で「子供のような大人達」をどのように集めるかが重要なんだよね。

だから、駄菓子屋的な場所がアートの世界にあってもいいと思うんですよ。

例え、100円単位のものでもいいから有料のイベントを提案できるようになれば良いと思うんだよね。

数百円の作品が、突然、何万倍もの金額で売れる。
 
そんな可能性も、アートを楽しむ面白さとして、より身近なものに感じてもらえる機会があればいいんじゃないかな♪

ガスト会議

2007-12-09 22:08:12 | 岐阜県全域美術館構想
12月7日

久々のガスト会議を各務原で行いました。

参加者は大庭先生、鷲見君、オイラ。

議案としては来年に向けての活動内容の確認でした。



2月の岐阜駅での美術展については、映像による岐阜都実行委員会としても活動紹介を上映し主に「中仙道ふるさとまつり」でお世話になった方々へのお礼と報告会の意味合いのものとする。

「中仙道ふるさとまつり」だけの映像では、出展内容として弱いので途中に「学びの森フェスティバル」(各務原市)でお世話になった菅君の映像作品を紹介し、BGMを安藤真男君にお願いする予定。

中部学院大学各務原キャンパスでの映像と音楽のコラボ経験を生かして、というよりは、あのとき頑張ってくれたのでね。その恩返しということで何とか新たな機会を創出させてあげたい狙いです。

流す映像に付いては、中仙道まつりの時に撮影した美術作品展示、パフォーマンス、ワークショップ、アートグッズ販売のデジカメ写真をもとにiphotoでquicktime形式でスライドショーとして動画としてを作り、BGMを加藤真男君に作成してもらい、双方のデータを菅君に提出し、菅君の映像も交えて編集を行ってもらえるといいのかな。

とはいえ、その方向での出展が難しいということなら今回の参加は見送る予定。

3月には
鷲見広孝君より、3月22日に「第一回小牧市アートフェスティバル」(愛知県)と題したイベントが開催されるということで、その企画に参加してみたいということで提案がありました。

たぶん、2年程前に同じ小牧市で学生達が中心になって自主的に行われた小牧山での野外美術展が前身にあって、その翌年には大学の先生方が関わるようになり、今回のイベントになった感じかな。

僕は、作品であれ美術イベントであれ先駆者が評価されていないプランなんて砂上の楼閣を建てるようなもので、そのプランの威信と呼べるようなものは育ってくる訳がないと思っています。

仮に、今の現状でグループやリーダー的存在として頑張っている人たちがいるとしても、美味しいどこどりを考えている輩が結構多いのでね。

厳しく見つめてゆく必要があるのかな。

4月には
「各務原市桜まつり野外美術展」を昨年に引き続き構想計画を考えることに。

今年行った「学びの森」での美術展では中部学院さんにも関わっていただいたので、何かしらの形で来年の桜まつりでも交流を持てればと思います。

中部学院大学の学生さん達で行ったワークショップはかなり魅力的に思えました。特に福祉に力を注いでいる大学なので、そうした点にも考慮して関わっていただけるとかなり面白い様に思います。

将来的にはメイン会場である各務原市民公園とともに「学びの森会場」と題しての美術展へと展開できると良いのかも知れません。

なんせ、毎年20万人の人出がある「各務原桜まつり」中部学院大学さんのPR活動にも協力できると思いますし、芸術と福祉の二本柱からなる文化活動の位置づけを確立させれると美術展を行う意義や可能性も広がってくるように考えます。



そのほか、今回の最重要議題である「岐阜都実行委員会」としての忘年会(笑)

その席を借りて、来年の活動に向けて組織表を発表することに。
とりあえず、最長老の大庭正也先生を頂点に年功序列の並びで組み立てれれば良いのかなと思います。

組織表を作る理由は、この数年でそれぞれにそれぞれの活躍の場、活動の基盤が出来つつあり、来年以降は各々の作家が自主的にプランを立ち上げることも可能になってくるでしょう。

そうした時、単独で活動するには厳しい場面もでてきます。要するに肩書きが必要となってくると思ったからです。

とはいえ、僕自身は作家として組織力を頼るようなもたれ合いの構造を善しとはしません。

しかし、氏素性がはっきりしないから話しも聞いてもらえない現実的もよく知っています。だから、肩書きとして利用しやすい組織名があってもいいと思うわけです。

各々がそれぞれに独自の活動をはじめれば、それぞれにグループ名が必要にもなってくるでしょう。そうなれば、岐阜都実行委員会にという名前にこだわらず、新しいグループ名を作ってしまえば良いのです。

伝統ある組織名にこだわるよりも大切なものがあるのですからね。

さてと。。。

2007-09-22 00:36:03 | 岐阜県全域美術館構想
このところ、時間と体力に余裕が無くて更新もままならぬ状況でしたが、

かえって、僕の方から情報を発信しなかった事で、色々な方面でそれぞれの動きが見えてきた感じがします。

地位、名誉、権力、お金。。。。そうした方向での動きで頑張ってらっしゃる方はほっておけばいいのでね。

それよりも、アーティストとして、それを担う者として、これからごうあるべきか試行錯誤している姿を見せてくれる人が何人か現れてくれたことが嬉しいですね。

「一生懸命、頑張っていられる今を、お互いに大事にしよう」

僕が学生時代よく言っていた事なんですが、今も昔も変わりなく、頑張っていられる事に感謝、感謝です。

提案中。。。

2007-09-02 15:26:35 | 岐阜県全域美術館構想
岐阜市、各務原市(岐阜県)、春日井市(愛知県)にて

10月から11月にかけて、若手の作家達が中心になって企画を提案中。

       

色々な困難にぶつかると思うけど、今の彼らには全てが貴重な経験になるでしょう。

何が問題なのか、何を望まれているか、どこが素晴らしいと燃える部分なのか、それぞれに極力早い段階で肌身で感じてもらい、今後の活動(生活)にどのように活かすか。

そのことに早く気が付いた人間が頑張ってゆけると思うんですよ。

今後、彼らがどのように成長してゆくか楽しみなところです。

報告書ができたみたい。

2007-06-10 21:44:50 | 岐阜県全域美術館構想
忘れた頃に昨年行った展覧会の報告書が出来上がったようです。

           

表紙に僕の作品の写真を使ってもらっていますが、僕の思いとしては、そんな飾り付ける事なんかしなくて極力簡素な感じにまとめた方が好きなんですがね。先日述べたように助成金とかの絡みもあって、相談して若手とともに途中から手を引いたので仕方ないかな。

こうした印刷物を見て喜んでいるようでは、何も知らない素人と思われてしまう。
それなりのレベルの作家なら名誉を傷つけてしまうことになりかねない事を感じて欲しいかな。

はっきり言って、貴重な助成金を使ってこうした印刷物を作るのならレイアウトや一言一句に至るまで次のステップに繋がるような仕掛けを作るべきなんですよ。



僕個人としてはこうした形で作品の写真を使われるよりも、随分以前に若手のS見君が「試しにこんなん、作ってみました」と作成してくれたCG画像の方が嬉しかったなぁ。

     

ある意味、僕の作品を通して公共空間での展示に興味を示してくれたわけで、未来につながる何かを感じさせてくれました。

これまで、展示の為の許可申請を単独で直接交渉してきたのですが、今思い出しても辛い言葉が多かった。

そんな経験をしてきたからこそ、こうした彼らの反応がどれほど嬉しいか分からないと思いますが。。。。。

まぁ、今言っても仕方が無いか。。。

打ち上げにて

2007-05-21 11:50:45 | 岐阜県全域美術館構想
5月20日、桜まつりでの美術展の打ち上げを行いました。

2ヶ月近く経ってからの打ち上げですが、それぞれにそれぞれのお仕事やらご都合なんかがあったりして、やっと出来た次第です。



飲み会といえば、オイラ達が学生時代に行ってきた感じだと、先輩後輩関係と云いますか、一次会は割り勘だとしても、芸術談議が華開く二次会以降からは先輩のおごりで楽しまさせていただいたものです。

でも、最近は先輩方の財布の事情も変化して寿司やカラオケなどとおごっていただく事は少なくなり、酔いさましに喫茶店でコーヒーでもお安くおねだりするのが後輩の礼儀といったところです。

5~6人で2千円程度におさまる金額をおごってもらう訳ですが、その事によって先輩に華をもたせることにもなりますし、後輩が結束力を高めるのであれば、安い金額なんですよね。

しかし、最近、平成不況が長く続いてそうしたお金の使い方が出来なくなっている人も多くなりました。

加えて、公務員の官官接待が問題になって、飲み会があったとしても割り勘でなければ悪い事といった風潮みたいなものがあったりして益々その傾向が強まったような気がします。

後輩もそうしてもらった経験がないので、彼らに続く後輩にもそうした連帯感みたいなものが無くなっている事に気づく事が多々あります。

でも、それは公務員同士での話し。

一般のオイラ達、とくに夢を売る商売でもある芸術は、明るい人と人との繋がりや地域全体の心の豊かさのなかに作品の置き場所がある訳で、そうした雰囲気作りの為に作家が存在しているといって過言ではないし、あり得ない話しじゃないかな。

正直、みんな、それぞれに財政事情は厳しいです。

でも、そんな厳しい状況だからこそ「よし!コーヒーでものむぞ」と出したお金は今後に繋がるのです。

「自分が飲むくらいの金はあるけど、今日は(皆におごれる)手持ち(お金)がないから帰る。これで皆の足しにしてくれ」と言ってお金を置いていた先輩がいましたが、見習いたいと思う今日この頃です。

個展探訪

2007-05-12 21:28:04 | 岐阜県全域美術館構想

桜まつりでの美術展も修了し、少し時間が出来たので個展探訪しきました。

桜まつりでもお世話になった中村淳子さんのお地蔵さまの作品。名古屋のギャラリーフィガロで展示されていました。

10数年前にお会いしたときは、木彫による抽象的な半具象のようなきっちりとした制作をされていた淳子さんですが数年前にケガによる病気から体調を崩され、そんな頃から作風が変わったのかな。

僕自身は余り宗教観の強い表現は好きではないのですが、木彫作品の時に見せていた稜線が筆の動きに残っているような気がして興味深いですね。

        

また、木彫作品を作る時に下書きに墨を使う事が多いので、そんな作業経験も大きく活かされているのではないかともいましたね。



はなしはそれますが、翌朝、玄関先に大きな花咲いていました。

        



5月1日 京都のギャラリーマロニエで行われている荒田真観さんの個展を見に行きました。生まれて初めての個展という事で、オープニングの当日に見に行きましたが、
会うなり開口一番「もう一杯一杯です」と彼女としては珍しく弱気な発言。

             

僕としては「やっと、ここまできたのに、作品を見せる前にそれはないでしょ」と言っておきました。
個展は基本的に作者の自己主張ということで勝手に行っている行為ですから、お客が少なかったり(全くこなかったり)、反応が得られなかったとしても覚悟の上の行為ですからもっと自信を持って頑張って欲しかったからです。

           

展示されていた作品については、各務原市桜まつりで一般の方からクレームをちょうだいした作品で、今回の展示はそのリベンジと言った感じの印象をうけました。

あの時の展示と今回の展示、各務原での反応と個展での反応と比べてみたかったのではないでしょうか。

作品(人形)自体の完成度は正直全くで、今回は特に画廊の無機質な空間にその荒さが目立ってしまったかな。でも、彼女の表現の持ち味は人形そのものではなくセッティングの妙だと思うのです。

彼女自身は否定していますが、その不気味さや重苦しさは彼女特有の持ち味なんですよ。同じ人形を使って他の人が展示してもこんな感じにはなりません。

ですから、人形という物を見せるだけではなく、構成力や感性の面白さを全面に出して行く見せ方の工夫が必要なのかも知れませんね。

とはいえ、今回が初めての個展。
これからも、彼女の頑張りを応援してあげたいですね。

シャイな人達の伝統。

2007-03-10 13:14:12 | 岐阜県全域美術館構想
3月9日

アシスタントのお仕事をお世話していただいた中部地域で活躍されているアーティストの清野さん、古川さん、ウエストベスさん有り難うございました。

車の車検が近くて、別件のお仕事とか入れていてなかなか時間ができなかったのですが、これで少し余裕ができました。

来月の「各務原桜まつり・アートフェスタ2007」の準備に向け時間を割り振ることができます。助かりました♪



今にして思うと、諸先輩の作家の人達に声をかけていただいて何とか頑張っていられると感謝するばかりです。

いつか恩返しと思っていはいるものの、下手にお礼でもしようものならボロカスに言ってくるシャイな人ばかり。

でも、僕としては、感謝する気持ちはあるけれど何となく腹も立つ。

だから、僕は僕の後輩に同じように接してあげれるように頑張ることにしています。

それが僕なりの恩返し、それが後輩に引き継がれて行くことを期待しながらね。
(楽しみです)