大学での卒業制作って
作家として作品を作り続けてゆく上で
後々まで大きく影響を及ぼす
大切な思いでなのかも知れませんね。
1990年に展示
僕の時は卒業展会期の半年前には作品が完成していたので
あまり卒業制作の為に制作をしたという感覚がないのですが
制作するにあたり、事前に作ったマケット(模型)制作の方が
緊張したかな。。。
見た目は綺麗だけど、床置で、平たいし
彫刻専攻だったけど、彫刻作品というには平面的だわな。。。
とか。
彫刻というより建築物に近いかな。。。
とか。
いっそのことレリーフ作品ということにするか。。。
とか。
とか。とか。とか。。。。
どのような位置づけにするか作った本人が一番困っていた状況でしたね。
現代美術というくくりで考えれば悩むまでないような気もしたので
後の展開としてはインスタレーションという方向性で進むしか思いつかなかった。
でも、あの頃はインスタレーションって言葉を
漠然と知っていただけだし
この作品とインスタレーションを結びつける
必然性を見つけなければならなかったし
謎が謎を呼ぶ状況だったから、手前のところからコツコツと
実験、実績を積み上げることで
自分なりの答えを探し続けていたんだよね。。。(今も)
*
卒展。。。原点回帰する大切な思い出ということかな♪
(^-^;)