水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

河川環境楽園での構想計画

2008-02-27 22:13:55 | 河川環境楽園
とりあえず、適当な展示場所でイメージを作成してみました。

        

昨年の「各務原市桜祭り」「学びの森フェスティバル」と同等の作品です。

毎回、新作で勝負しなければいけないと言う声もありますが、
逆に言えば、毎回、作風を変えてくる作家は星の数ほどいますまからね。

一緒にされたくはありません。

お笑い芸人のネタと同じで、まわりが飽きてくる位になって初めてその表現が周囲の人達に認知されはじめているように思うんですよ。

色々な場所で同じ鉄板を沈める事によって何が起こるか。

何時も発見の連続です。

僕もあえて同じ事を繰り返しているのでね。
皆にも何かしら気が付いて欲しいと思う所です。



河川環境楽園 下見

2008-02-18 19:36:26 | 河川環境楽園
2月16日
各務原市の観光振興課から提案のあった「河川環境楽園」の様子を見てきました。

        

当日は、時よりアラレが降ってくる天候でとても寒い状況でしたので客足もまばらな感じでしたが、土曜のお昼ということもあって、午後からは沢山の家族連れやアベックが訪れていました。

一応、展覧会を行うと言う事でした見に来たのですが、やはり、自分の作品を展示する事を意識して観てしまいましたよ。

        

それで施設内の池を重点的に見てきた訳ですが、全体的に水深がかなりあるのよね。

        

おまけに沢山の鯉とともにキャビアで有名な「チョウザメ」が泳いでいるではありませんか。

正直、驚きましたよw

最近流行の都市景観としての池(水板)ではなく、淡水魚の養殖を目的につくられた池でもあるので、
水の中での作品展示と言うことになれば、また、水質と生態系への影響などいろいろ問われてくるのだろうなと思いましたね。

それで、仕方なく別の展示可能な場所がないか探す事に。

        

まぁ、一番可能性があるのは、この池なんだけど、中央に「この中に入らないでください」の立看板。 邪魔だなと思いつつ、夏にでもなれば小さい子供が立看板に関係なく入ってくるんだろうと思いましたが、それでもここが、一番安全だと思いましたね。

他にもこんな所がありました。

        

        

2月と言う事で来場者も少なく、会場のメンテナンスにが行われていました。
また、岩肌の汚れを観てみると、通常はかなりの水位であるようでしたね。

そんな訳で「これは、ちょっとまずいかなw」と思えた次第です(苦笑)


各務原桜まつり

2008-02-17 14:32:08 | 各務原桜まつり
2月15日
2008年の「各務原市桜まつりアートフェスタ」開催の件で各務原市役所産業会館にある観光振興課さんへお願いに行きました。

        

担当の方も、昨年と同じ方だったので話しも早く助かりました。

        

また、昨年に引き続き2回目と言う事もあり、昨年とほぼ同様の条件で開催できる見通しとなりまた。有り難い事ですね。
で、観光振興課への挨拶が終わり他の関係部署へ挨拶回りに向かおうとしたら、同じ観光振興課の人からお声をかけてもらい。各務原にある河川環境楽園での美術展の開催に付いても勧められました。

        

美術展示、ワークショップ、アートグッズ販売と前向きにご対応いただけるとの事で、会場の使用に付いても「国有地、県や市が管理する場所など複雑な会場となっていますが、管理会社が一括に管理しているので難しい申請も少なくてすみます」とのご説明。

若干とはいえども現金収入に繋がるアートグッズ販売の許可がもらえれば、若手の作家も誘いやすいですし、作家主体の美術展も行い易くなります。

また、一過性の作品展示といえども、作品の展示には色々な許可が必要になりますが、国やら県やら市やら、幾つものお役所をまたがって許可を取り付けるのは非常に困難なんですが、河川環境楽園の場合には比較的容易ということで魅力的に思えました。

僕の場合で言えば、形はどうであれ一級河川の木曽川に作品を沈める(展示できる)わけで大きな前進に繋がります。

これまでの制作でも、小さな水路にちょっと物を置こうとしただけでも、準河川使用許可願いを申請したり、ものすごく難しいことを言われてきましたからね。

大変魅力的でした。



つぎに、同じ市役所にある水と緑推進課にご挨拶行きました。

        

昨年の「学びの森フェスティバル」での美術展でお世話になったことと、昨年の「各務原市桜まつりアートフェスタ」の企画を提案した時に快く観光振興課の方をご紹介していただいた事もあって、これまでの経緯をご連絡、ご報告せねばと伺いました。

また、昨年の「桜まつり」での展示の時、荒田真観さんの作品を各務原市モニュメント付近に展示した際に生じたクレームに付いてもふれ「十分、ご配慮ください」とのことでした。

作る側の自由があるように見る側の自由があります。

双方がお互いに罵声を浴びせあうことのないように配慮してあげるのが気品だと思うのでね、今回は注意深く配慮してあげたいと思います。



でも、まぁ、作家として考えた時、作品を展示してそれほどの反応を得られたと言う事は作家冥利に尽きる話しでもあります。

また、荒田作品に付いては過去に展覧会中に盗まれたこともあったのでね、それだけ魅力があると言う事なんですよ。

その魅力を本人がどのように自覚し、次の展開に繋げてゆくか皆さんも見守ってあげて欲しいと思う所です。。。はい。