可能性をかき集める。。。
制作記録の作成をすると言う事なんだけど
僕の学生時代には、まだPCもデジカメも無かった。
ワープロと使い捨てカメラが主流だったから。。。
白色の修正ペンで書き直したり
写真を現像して両面テープで書類に張り付けたり
スケッチや図面を縮小コピーしてレイアウトしたり
とにかく大量の書類とファイルとの戦いだった。
また、作品とは関係ないだろうと批判される事も多かったしねw
辛かったわ
でも、今ならパソコンも普及し文章も画像処理も一括で管理できる。
ネットも普及しているからマスコミに如何に売り込むかとか、
情報を発信するという事については本当に楽になった。
あの時と比べれば、1/5ぐらいのコストですむ気がするね
余裕のできた4/5の時間とお金を仲間と行なっている展覧会の企画立ち上げに使ったり、
別途でアルバイトをして資金を作る事もできるようにもなった
地味で泥臭いところから始めていた昔の事を思えば楽なものだよ。
また、僕には20年分のデジタルデータがあるからいいけど、
大学を卒業仕立ての若手の作家には、数年分にも満たない制作記録で心細いだろう
でもね
「時間をかけて誰にもできないレベルにしてしまえば良いんだ」
今までの記録の中で、自信が持てるものを信じつづけて欲しいんだよね。
継続は力なりなのでね
つづく