水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

今年も後わずか。。。

2008-12-28 12:54:38 | 制作理念
今年ももうわずか。。。

小牧アートフェスタ
各務原市桜まつり
加納ほたる祭
七夕ゆかた祭り
小牧七夕祭り
春日井まつり
学びの森フェスティバル
中仙道まつり

今年は市町村で行なわれている「お祭り」に参加する形での
アートイベントが開催できて、充実した一年だったように思います。

既存のイベントに参加し間借りする形での美術展示で
「人のフンドシで相撲を取る」とかいろいろ言われそうですが

小回りが利く分、より身近な、市や町で受け入れられてやすい
展覧会になって来るのではと期待しています。

また、基本的に作家人口は少ないので、どのイベントに行っても
同じような顔ぶれの集りになってくると思いますが
逆に考えれば、情報交換がしやすい状況とも言える訳で
利権志向な発言とか行動をしなければ、
この繋がりは大きな力になってくるんじゃないかな♪

将来的には、そうした人達の集まりで何か企画を立てれると素晴らしいかも。



それと、今年は学生の子達が頑張ってくれました。

何度も言いますが、

芸術って一番はじめにリスクを背負い、例え小さな成果であろうとそれを得た人間が評価される世界だと思うのでね。

初めの一歩を踏み出したと思える成果に自信をもって欲しいと思っています。

出来上がった企画に途中から現れて、うんちくを語ったり、「俺が紹介(評価)してやった」みたいなことを仰る人達に、平伏すような真似もして欲しくない。

誇りを持って欲しい。


自分の表現を一番大切にできるのは作家本人以外にはあり得ないのだから。



はやくも師走3

2008-12-05 18:47:25 | 制作理念
国際交流の名の下に、いろいろな展覧会が企画されているけど、どうなんだろうか?

ある大学では学生が言いはじめた事といい、大学は援助しているだけなどと言いながら、大学の宣伝には大々的に活用しているようで、なんだか胡散臭いよね。

実質的な教授レベルの人が後ろで操作していて、何か不祥事が起きたら知らん顔、全て学生の失態だとも言うのだろうか?



芸術って一番はじめにリスクを背負い、例え小さな成果であろうとそれを得た人間が評価される世界だと思うのでね。

その背後に隠れ、評価し先生面しているのは最低だよね。

大学は、倫理観として成果の横取りを容認するような事はあってはならない。

それを示すことができなければ組織の解体、研究機関としての看板を降ろし廃校も辞さない覚悟が必要だ。

ましてや、多くの学生に金銭的に多額の負担を強いて、大学の成果のように語っている連中など言語道断。

恥を知るべきである。

はやくも師走2

2008-12-02 13:26:50 | 制作理念
蜘蛛の子のように広がると言うわけにはいきませんが、

この数年で公共空間に直接交渉で作品展示を行なって来た経験を生かして、何かしらこれまでとは違う可能性に気が付いているとは思うんです。

一人で行なうには、重圧が強いと思えばグループを組めば良いし、個人的な志があってグループでの活動に無理があるのであれば単独交渉で望めば良い。

どちらか一方を強要するつもりは僕にはありません。

でも、普通に美術系大学とかで勉強や課題をこなして出来る制作活動以上のノウハウを得ているわけだから、

公募展に応募するか、
団体展に加入して組織の一員になるか、
個展主義に徹して画廊で発表し続けるか

だけではない、積極的な独自の行動力をもった発表活動が行えるはずなんだよね。

それとマイナス思考的な

自分には未だそんな実力は無い。
何を表現していいか分からない。
責任が取れない。
そんな事をして何の意味があるのか。

なんてことが頭をよぎります。

資金面での問題、一般社会の芸術への関心度、利権構造の壁、社会構造の問題など様々な障害が目の前に現れて制作意欲をそがれ削られて行くから、
なかなか行動に移す事が難しいかもしれません。

でも「行動の後から思想が生まれます」

最初の一歩を踏み出すのが難しいなら、僕達のような活動をしている人達と行動を共にすると良いかも知れませんね。


はくやも師走。

2008-12-01 21:27:24 | 制作理念
今年は、岐阜都実行委員会として持ち込み、自主企画での美術展ということで開催して来た活動から、

そうした経験を、皆で、それぞれの活動にフィードバックして行く段階にしようと思い、皆さんの自主的な行動力で発言提案を促すようにしてきました。

とは言え、自主的な行動力って、初めから備わっているわけじゃなくて意外と困難な事例が発生した時に備わってくるものです。

だから、他者に自主的な行動を促そうとする事は、ある意味で意図的にクレームを生じさせ、その解決策を本人達に気付かせなければ行けません。

また、その為には何十通りもの失敗の危険性を事前により早く予測し続けなければ行けなくて、強烈なストレスにさいなまれます。

それぞれにそれぞれのレベルで壁があり、端から見ていて些細な事と思える事でも本人にとっては一大事だし、メンタル面での浮き沈みも激しくなるからそうしたことにも気を使う。

勿論、僕自身も状況は違うでしょうけど同じような葛藤に苦しみながら頑張っているわけで

正直、どんなイベントや作品展示でも「早く終わってくれ!」と祈る気持ちでいっぱいにもなります。

でもね、

そんな苦労をして来たからこそ、この次ぎにたてるプランでは今まで以上の可能性にあふれる創造ができるようになるんだよね。



世界同時株安で不況のまっただ中ですけど、芸術は人の営みがあるところ必ず自然発生するものです。

今の悩み苦しみが、そうした芸術のすばらしさ、創造性に繋がっている事を強く感じているこのごろです。