作品の構想計画を立てて
企画書やら模型やら図面やら沢山作って
直接交渉しても
実現できなかったプランも沢山あるけど
誰かが悪いとか、世の中が悪いとか
思った事は一度も無かった。
もともと無理なお願いをしている訳だし
拒否されて当たり前だと思っているので
予想できた結果だし、
腹が立つ事も全くなかった。
ただ、思いきって話を切り出す事によって
考えもしなかった問題点や事象が見えてきて
次に課題がはっきりとして
混沌とした何でもありの芸術表現で
自分だけの唯一確かな方向性を見つけられて
嬉しくて楽しくて一人で歓喜してた。
あれから35年近くをへて
金閣寺での制作はまだ実現できていないけど
自分のやりたかった事はほぼ実現できて
振り返り回りを見てみると
「皆、なんであんなところで暗い顔をしているんだろう。。。」
と、思う事が多くてね
何かの役に立てばと
自分の経験で得た知識と技術を
オープンソースにしてきたけれど
うまく活用できる人ってほとんどいない事に気が付いた。
暗い顔して、頑張っても
それは復習だし、他者を追い込む事だし
負の連鎖で自分もますます暗くなる。
それじゃぁ、うまくいかないよねw
*
それ故に
「僕の作品は99%の冗談と1%の優しさで出来ている」
と言うようにしています。
深刻に考えて狂気に走るのは駄目だし
そんな作家を見ると
見ているこちらも苦しくなってしまうからね。。。
v(*'-^*)bぶいっ♪