さて、デコレート開始!!
ということで、ケーキ作りさながらに鉄道模型用のカラーパウダーをパラパラぁ~。
本当はシーナリボンドで定着させるんだけど、効果スピードが遅いので家具用の速乾性木工用ボンドを使用しました。
シーナリボンドも木工用ボンドも同じ酢酸エマルジョン系の接着剤なんだけど、硬化してからの弾力がシーナリボンドの方があるかな。
普通に使うのであれば、やはりシーナリボンドの方が時間が立ってもカラーパウダーとか粉上の素材をしっかり繋ぎ止めておいてくれるのでおすすめ。
でも、最終的にラッカースプレーでの艶消黒で仕上げるので、カラーパウダーをラッカー塗料で固めてしまうので、僕の場合は問題ありません。
と言うより、シーナリボンドの様な弾性が残ると固い皮膜をつくるラッカースプレーではクラッキングを起こしてしまうので、より硬度の高い木工用ボンドの方が安全なんです。
こうした状態をみると黒地に緑で綺麗ですし、これでも良いのかなと思いますが、カラーパウダーとか模型専用の素材は「これを使えば誰でも綺麗にできる」みたな感じがしてね、個人的にしゃくに触るんですよw
それに、多くの人が同じふうに使用しているわけで、独自性を感じない。
だから、黒く塗ってしまいます。
真っ黒ですが、凹凸による光と影の加減で、黒の中の黒を表現するのも好きなんですよ。
そこに、鉄板部分をかたどった真鍮を切って取り付けて真鍮の金色をアクセントにした模型に仕上げます。
それと、実制作では現場の沢山の光と質感があふれている中に赤とかオレンジを塗った鉄板を使うのに、それが分かってて、真っ黒の模型なんてあまり聞いたことないでしょ。
結局、そこが一番気に入っているのですけど。