水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

「誘う」ような企画を考えたいね。。。

2014-05-16 20:24:30 | 岐阜都実行委員会

池での制作。

 

 はじめて制作を試みようとしたとき本当に沢山の困難があったんだけど、

手前のところから一つずつ解決していて実現できた。

 

地味であり、時には大胆な行動力も必要で

孤立する事もしばしば。

 

でも、

 「いつか分かってもらえるようにしなくちゃ。」って

「分からせようとするのではなく、誘うような道筋を作らなきゃ」って

 頑張ってきたかな♪。

 

僕が企画を考える時は、いつもこの気持ちから始まります。

 

さて、頑張ろう!p(^^)q

 

 

1989年に行なったインスタレーションの記録写真 

 

堅い粘土層の地面をツルハシとスコップで掘り

セメントをこねて池を作り

水を入れ、青い大理石を沈めて、まわりに焼いた木材を並べて完成。

完成後、木材部分を撤去しシンプルな形に。

これが今の表現の原型かな。。。

 


2008年11月に行なったイギリスでのインスタレーション。。。

2014-05-13 20:51:30 | 岐阜都実行委員会

2008年11月頃ですが

当時、イギリスに美大生として留学していた赤井教祐君の協力により

 岐阜都実行委員会の企画ということで

イギリスでのインスタレーションを行ないました。

 
 
 
 

コンセプトは、

 

小石の赤い断面に、大地のエネルギーや生命の源を連想させることでした。

 

岐阜の長良川で拾った小石を割って断面に赤色を塗ったのですが

遠くイギリス海峡の海岸の小石と同居しているのが

何とも不思議な感じがしています。

 

故郷の小石と外国の小石を並べ、何らかの違いに気が付ければ

それは僕独自のアイデンティティーを見つけることになるのかもしれません。

 

 

それまでの僕は、各地の美術館や公共空間等などで

単独で交渉し作品展示を展開してきたのですが

 

この頃から岐阜都実行委員会の仲間と美術活動を行い

公共空間へ仲間を誘うような企画を考えるようになりました。

 

美術館や画廊だけじゃなくて、いろいろな場所に自分の作品を並べてみると

それまで考えもしなかった様な夢や希望が広がってくるものですからね。

 

将来的には、

仲間がそれぞれに企画を考え、お互いに自分の企画に仲間を巻き込みながら

広がりはじめる事を期待しています。

 

 

大庭正也作品 

清水英樹作品

鷲見広孝作品