水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

人の営み(いとなみ)としてね。。。

2017-09-30 12:35:36 | 制作日誌

 

ワークショップやアートグッズの小品販売など

 

有料で若干のお金をいただいているのですが

 

小さな子たちからお金をもらうのが苦手なのよね。

 

 

女の子「今日は一杯お小遣いあるから♪ 買ってあげるわ!」

 

って財布の中を見せてくれるのですが、

小銭で数百円ぐらいだったかな。

 

それを見ちゃうと例え百円のことでも頂くのが辛くなるのよね。

 

正直、ただでも良いわ持ってけ!!って言いたいところなんだけど

他の人たちの手前それもできないし。。。

 

 

無料で行っても良いんですが、あえて有料にこだわるのは

出展者にも参加者にもある種の緊張感を持って欲しいからなのね。

 

極端なことをいえば、

小品もただでもらえると大事にされない(ゴミ箱行きw)

ワークショップも書道で言うところの練習と清書の違いのような材料に対する緊張感が生まれる様に思うのです。

 

一期一会というか、これを切っ掛けに何かが始まる為には

「身銭を切る」って重要な儀式なんだよね。

 

そこから広がる芸術と社会との関わりってその地域での文化の基礎になると思うのです。

 

ボランティアという言葉と対峙してしまい

何かと誤解を招きやすいことも否定できませんが、

 

温かく見守って欲しいかな♪

 

 

むかしの文化人とか商人の旦那衆なら

きっと、応援してくれるはずです。

 

100円ぐらいの小品売買で

「まとめ買い!」

 

これで皆でジュースでも飲んでくれって

「1000円くらいポンと置いてゆく!」

 

イベントで生じた賑わいの活性化のツボみたいなところを

的確に突いてくれるカッコいい大人の人が必要なんです!

 

政治家の議員さんや役所の偉い人(公職の人)がそれをすると

「賄賂だ!」

「不正だ!」

なんて誤解されてしまうご時世ですから難しいところなんですけど

 

 

「人の営み」として。。。。ね!

 

ヾ(o'ェ^o)ノ゙

 


未来はあんたたちが思っている以上に。。。

2017-09-25 19:32:16 | 制作日誌

先日、名古屋の画廊で元教員だった人たちと(若干現役教員もいましたけど)

 

「もう現代美術は終末を迎えているから、どうやって縁を切るか!?」

って話で盛り上がっていましたわ。

 

定年退職を迎えた元教員だった人は

「俺たちの頃までがギリギリ良い時代だったけど、40代前後の連中は絶望的だわな。。。俺たちは人生を終えている身だからいいけどw」

 

「俺たちだって学校を出たら仕事なんてない。。。これからの連中はどうするんだろう」

 

だってさ。

 

あれから時間をおいてじっくり考えてみたけど、

結局のところ彼らは、地位や名声を手に入れたものの

一人の表現者として時代に何かを刻み付けたという自負がもてないまま

 

「人生終末論」を語っている(楽しんでいる?)のだろうと思ってみたり。。。

 

 

僕の場合は、10代の終わりから20代にかけて「池の中に鉄板を沈めるインスタレーション」を中心に制作活動を行っていたから、将来の展望なんてはじめから絶望的だったよね。

 

「これでは食べてゆけない」

「美術館に直接交渉して制作なんて、美術界を敵に回して自殺行為だ」

「無理だ」

「そんなパワーがいつまでも続くものか」

 

などなど、揶揄されて冷ややかなものでしたよ。

 

だけど、それでも駄目もとで何度でも挑戦しているうちに

ささやかな成功でも「やったな!」って声をかけてくれる人が現れ。

 

生まれて初めての個展は名古屋造形の4年制大学の開学式典で開催できたし

それを切っ掛けに研究室で勤める様になり沢山の学生たちとの出会いもうまれた。

 

また、独立してからは小作品を買ってくれる人たちにも出会えて

多くの人たちに物質的にも精神的にも支えてもらえた。

 

30代になってからは、

金沢城址公園での野外アートコンペで実制作を行い

公での制作活動の実績を作ることができた。

 

そして、とりあえず公の場で認めてもらう事が目標だったので

個人プレーでの直接交渉による制作活動にも一区切りする事ができた。

 

30代後半は、

個人プレーからグループ活動へと活動スタイルを変えていった。

 

また、これまでの制作活動で培った直接交渉のノウハウをオープンにして

地元である岐阜で母校の高校の恩師に協力する形で

公共空間での美術展の企画運営に携わり、

 

ドサクサまぎれに自分の作品の企画も突っ込んで

岐阜駅前の河川や愛知万博関連事業にも抱き合わせる形で

インスタレーションを実現させていったっけ。

 

40代になってからは

自宅のある各務原市で、ご近所にある「学びの森公園」を舞台に

美術大学の学生たちと美術展を開催してました。

 

「岐阜都実行委員会」という団体を立ち上げて美術活動の提案と支援を行うスタイルで

若い学生たちに公共空間での展示活動のノウハウを学んでもらう事を目的に活動していました。

 

今では、当時の学生たちも社会人となり、散り散りになってそれぞれの人生を歩んでいますが

いつか、いつの日か彼ら、彼女らが「制作がしたい!」と思い至った時に

 

各地の市役所に飛び込みで企画書を提出しにいった経験が役に立つ時が来ると信じています。。。。。

 

 

 

話がそれましたが

 

だから「人生終末論」を語るジジイたちに言ってやりたい。

 

 

未来はあんたたちが思っている以上に。。。

 

 

 

 

v(*'-^*)bぶいっ♪

 

 


ワークショップの準備もね。。。

2017-09-10 18:42:07 | 制作日誌

昨日の新城市での展覧会を観て

「そういえば、そろそろワークショップの準備もしなくちゃ。。。」っと思い出して

とりあえず、サンドブラスト用のマスキングシートを作成しておく事にしました。

 

イニシャル用にアルファベットを切り抜いておこうかと。

以前購入したボールペンブランジを使って下絵を描いてから

カッターに取り替えてカッティング。

 

 

 

図柄については、昨年同様に手描きで下絵を書いてもらって、

のんびりカッターナイフでカットしてもらおうかと。

 

小さい子が一人で頑張ってもらうのも良いですし

子供の前でお父さんがかっこ良く腕前を見せてもらっても良いし

失敗したり、成功したりで会話が盛り上がれば最高ですよね!

 

そんでもって、思い出に残る一品が完成できればすばらしいよね!

 


新城市鳳来寺山まで。。

2017-09-09 23:05:21 | 制作日誌

今日は午前中の仕事を終えて

愛知県新城市の旧門谷小学校でで行われている

展覧会を観に行ってきました♪


作家の鈴木敦夫さんが出品されているということで伺ったのですが


各務原から新城市鳳来寺山の旧門谷小学校まで約140km

結構、距離もありましたが、

とにかく、山奥で景色が美しいところで

それだけでも大満足。


ちなみに、展覧会の詳細については

下記にてご確認くださいませ♪


いくつかの岐路 -所有について
About Possession
織田真二 鈴木淳夫 鈴木孝幸 名倉達了 山口諒 大和由佳
2017年9月9日(土)-10月1日(日)
9:30-17:00 水曜・木曜休
旧門谷小学校(愛知県新城市門谷字宮下26)
http://kadoya-art.com/

詳細はこちらから