水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

てすとぴーす。。。2

2017-10-25 20:42:09 | 制作日誌

以前、試験的に切り抜いたカッティングシートを再利用して

少し大きめの試作を試みる事に。

 

 

楓をスキャンしてデーターに置き換えて出力した訳ですが。

 

あまり制作した実感のないまま出来上がってしまったので

しばらく放置していたのですけど

 

カッティングマシーンで切り終えてから不要部分の除去が結構な手間で

逆にそうした手間があったおかげで自分の作品として向き合えた感じがします。

 

手間をかけ手技を使うこと。

時間をかけ試行錯誤すること。

 

どうやら、僕の作品作りにはそうした部分が絶対必要条件のようです。

 

で、

 

そんなことを思いながら

 

前回と同様にアクリル全体を養生して

 

 

サンドブラストすることに。

 

 

 

作業途中でこのままサンドブラストせずに

直接塗料を吹き付けても良いのかなと思いましたが

 

それでは普通のカッティングシートでステッカーを作って

貼れば良いやという話になってしまうので却下w

 

サンドブラストで少し凹んだところに

色を差すほうが重厚な感じがするかな。。。

 

って思惑も思い浮かんできて。。。

 

しばらくはこの方向でいこうかと。。。(^-^;) 

 

 

 

色は、はじめの予定では「銀色」にする予定でしたが

 

台風21号の後で急に気温が下がって寒かったので

冷たい銀色を見るのが嫌になって

 

急遽、赤色に変更!!

 

 

マスキングシートを剥がしてみると思ってた以上にいい感じになっちゃってて。

 

剥離しながら何となく「紅葉狩り」の題名が思い浮かんでみたりして。

 

 

 

とりあえず、今回はここまで。

(まだまだ、展開が広がっていきそうで楽しみです)

 

 

▽`;)

 

 


てすとぴーす。。。1

2017-10-25 19:46:50 | 制作日誌

いろいろと考えた末。。。

 

くもりガラスのようなサンドブラスト後のアクリルでは弱い感じがしたので

別の方法を試みる事にしました。

 

とりあえず、

テストピースとしてアクリルに「楓」を切り抜いてサンドブラスト。

 

 

更にその上からエナメルっぽい赤と銀メッキのような銀色をスプレー塗装。

 

 

赤色。。。第一印象は血糊っぽくてキモイw

 

 

銀色。。。第一印象はカッケー!!

 

ただ、双方ともサンドブラストで「くもりガラス」状のアクリルに塗装したもんだから

肝心の裏面(完成面)がどのように見えているか? 予想が出来なくて

 

悪くすると八色の悪い曇った色になるのではないかとヒヤヒヤものでした。

 

 

で、結果。。。

 

シャープなラインと発色が美しい仕上がりに!!

 

\(^o^)/ヤッター!

 

 


しゃくにさわる。。。

2017-10-17 21:23:50 | 制作日誌

今回は40cmぐらいあるアクリル板にサンドブラストで仕上げてみました。 

 

 

写真で見るとそうでもありませんが、小品の時と比べ何となく白が薄い感じ。

 

サイズが大きくなるとアクリルの板厚の影響が出るのかもしれません。

 

今回は2ミリ厚のアクリル板なんですが側面から入ってくる

光量?集光率?と言ったら良いのかな。

アクリルの平面積が広くなると光量が足りないようです。

 

対策として

●板を厚くしてみるか。

●又はサンドブラストのメディアをもっと荒いものにしてみるか。

いっそのこと、

●サンドブラストをした後にメタリック系のラッカースプレーでも塗布してみるか。

 

 

いずれにしても、経験不足でどのような仕上がりになるのか予想できない。

すべてが試みであり実験であり、手探りだ。

ネットで検索をしみてはいるけど、

ネットで紹介されているということは自分独自の技法ではない訳で

何となく癪(しゃく)に障(さ)る。

 

 

 

このところ、イライラして気分が悪いのはその性だろうな。

徹夜も続いているし。。。

 

まぁ、アクリルの技法なんてほとんど出尽くしされているだろうし

ここは素直に学ぶ(まねる)から始めるしかないんだろうけど。。。

 

素直になれない。。。

年老いたのかな。。。

 

 

 


アクリル板でもいいかも。。。

2017-10-08 10:06:55 | 制作日誌

昨夜、ブラスとショットしてみて

アルミ版に制作した時はA4サイズからA3サイズの大きさにしなければ

細かすぎて糸鋸で切り込みを入れることができませんでしたが

 

今回のアクリル板では150ミリ×150ミリの間に

1ミリ以下のラインで表現する事が出来た。

 

ほぼ手のひらサイズ。

 

 

アルミに切り込むことで独自の表現として展開させて来たけれど

今回のアクリルは表現方法として非常に魅力的に思えています。

 

少しこの方向で展開させてみたいですね!

 

例えば、過去に行った

インスタレーションの企画書用の平面図をアクリルにサンドブラストして、

同一画面上の傍らに実際の作品の写真を貼付すれば

かなり立派なものになるかもしれません♪

 

また、ある程度は版画作品の様に複製生産も可能です。

 

そんでもって、今まで行って来たアルミ版の加工と併用する事で

表現方法に広がりがでるかもしれません。

 

あとは。。。

 

アクリル板は材料費が高いので余り贅沢には作れませんが

金属に比べれば維持管理が容易で、短時間での制作が可能なので

 

なんとか、この方向で表現技法を確立させたいかな。。。

 

 

(^-^;) 

 

アクリルにサンドブラスト。。。2

2017-10-07 15:19:47 | 制作日誌

 

続いて、翌日。

 

10年ほど前に描き上げたデーターを使って再度挑戦!!

 

 

 

 

 

今回は、前回よりもさらに細かい線に挑戦してみました♪

 

切りかすの除去に苦労しましたが、なんとか出来る事が分かりました。

 

 

実はこの下絵は以前アルミの板に糸鋸で切り込みを入れて作った事があるのですが

 

 

全体像を作り込もうとするとサイズが大きくなりすぎたし(A3以上)、

逆に縮小して作ろうとしても細かすぎてミシン鋸では切れませんでした。

 

また、今回はアクリル板でA3サイズではなくA5サイズでの試作が可能でした。

(小さく作れるというのは表現として武器になるよね!)

 

ちなみに、

 

正直、アクリル板は中途半端な堅さで傷つきやすいし、

何より静電気によるゴミの付着が鬱陶しいので大嫌い。

 

でしたが

 

こうした可能性が見えてると苦手意識も払拭された気がしますね!!

 

 

さて、もう少し頑張ってみようかな♪

 

 

 

 (。)ニタァ


アクリルにサンドブラスト。。。1

2017-10-06 21:42:30 | 制作日誌

サンドブラストとカッティングマシーンがあれば

 

やっぱりマスキングシートをカットして

ブラストショットしてみたいですよね。

 

でも、いままでどの程度細かなところまでカットできるのか

また、カットしたシートの強度なんかも分からなかったので

何となく、やる気がしなかったのね。

 

で、

 

今回、過去のデータをもとに試験的に作ってみる事に。

 

これまで、サンドブラストと言えば

アルミ作品の表面処理仕上げに使ったり、

ワークショップでのガラスコップへのブラスとショットに使う程度だったので

 

金属やガラスなどの硬質な素材ばかりが思い浮かんで発想が貧相でした。

 

それで、今回は思いきってアクリル板で挑戦しました♪

 

まずは、カッティングマシーンでマスキングシートをカットして

切りかすの除去作業を開始。

 

 

 

思ったよりも細いラインが奇麗に出せる事に驚きました。

 

マスキングと言えば主に平たい部分のカバーをするものというイメージがあったので

緩やかなカーブを細く長く切り出せる事が分かったのは今回の大きな収穫でした。

 

ただ、細く長くなれば強烈なサンドブラストの吹き付けに耐えきれるのか不安になり

この後の作業イメージも失敗するイメージばかり浮かんで来たので。。。

 

この状態で数日作業が止まっちゃいましたけどねw

 

 

数日を経て、悪い予想も出尽くし、対処法ばかりで悩む様になって来た。

 

今までの経験上、こうした対処法ばかりが頭の中を何度もリフレインしはじめるのは吉兆のサイン!

 

「今が(好機)なのかな?」と思えたので作業再開!

 

 

早速、ホワイトアルミナでサンドブラストしみました。

 

 

 

思ったよりも白くなっていないことに不安を感じつつ

マスキングを除去

 

 

結果。。。

 

 良い感じやんか!!  v(*'-^*)bぶいっ♪

 

つづいて、ブラストした面を下にひっくり返してみると

 

 

アクリルの平滑で光沢のある質感がプラスされて上品な仕上がりに。。。

 

(これは使えるわ。。。。ニヤニヤ)

 

 

 

(⌒ー⌒)」