水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

つしま12

2006-05-29 22:49:51 | 対馬
オメガ塔モニュメント広場にもいってきました。

       

もう、オメガ自体は解体され撤去されていますが
その当時から掲げられていたパネルは日に焼け色落ちしているものの、そのまま記念碑的に残されていました。
小学生の頃に見に来たときの記憶にもこのパネルがあったので懐かしいものを感じましたね。
   
(クリックすると説明のところの拡大画像)

455メートルの鉄塔を直径で1mにもみたない点で支えられていたと思うと驚きですね。
          

その大鉄塔をバランスよく16本のワイヤー支えていたわけですが、よく垂直に立てれたものだと感心します。

確か、むかし東海テレビの「テレビ博物館」で特集が組まれ、そのときに、この鉄塔の中に上から振り子を垂らし垂直を確認しながら積み上げていったという仮説がなされていましたが、実際に垂らしてみると微妙に鉄塔全体が揺れて振り子が定まらなかったので無理だということが判明。
結局、外からの測量と連携しながら積み上げていったみたいな説明がなされていましたし、本当にすごい技術だというナレーションがなされていました。
       

つしま11

2006-05-29 12:13:05 | 対馬
上対馬の琴(きん)にある銀杏の木です。日本で2番目に大きい銀杏といことみたいです。

何時も忙しくて撮影している余裕がありませんでしたが今回は何とかカメラに収めました。。。

でも、大きすぎてファインダーに収まらへんかった。
もう少し良いレンズのカメラ購入を検討しようかな。

 
(クリックすると看板の拡大写真です)

つしま10

2006-05-27 11:13:03 | 対馬
海の方の様子ね。。。

継ぎはぎな画像だけど、雰囲気が伝われば良いのかなということで。

港の方から少し離れたところですが、
昔、よく海水浴にゆきました。
 

浜の家(郵便局)の方から見たようすね。
 

船を修理するドックです。
前日まで漁船を修理していて翌日とりにいったら、
もう、船の修理は終わっていたみたいです。
 

つしま9

2006-05-24 20:51:22 | 対馬
到着してから、大工の様な仕事がつずいていたので息抜きに朝の空いた時間に散歩に出かけました。



すぐ裏には高さが2m以上はある石の岩盤を立てて作った塀があるんですね。

島の殆どのところが、六方石の様な石質で、触ると松葉のように尖った形で崩れてゆく崩壊岩なので、こうした板状の石材はめずらしい感じがします。
       
話によると、昔の一重の町は遊郭などが連なる町並みだったそうです。

それが、大火災があり町の殆どが一日にして焼けてしまい、この石盤による塀はそのころの島一番の栄華を誇った頃の名残だそうです。



対馬は台風がよく通る土地でもあるので、少し古い倉庫とかの屋根を見ると風で吹き飛ばされないよう石が乗せてあります。場所によっては、平らな石を瓦のように積み上げ屋根を作ってあるところもあります。
       
沖縄とか、どこかの世界遺産のテレビで紹介されていた感じにも良く似ていました。。。今回はその写真を撮るのを忘れた。。(>_<)



そこから、もう少し裏手の山の方に歩いてゆきました。
       

家を出て、5分ほど歩くとすぐに山の奥深い感じの所まで行けてしまいます。

       

       

玄関をでてすぐに海があり、裏手に行くとすぐに小沢のながれ渓谷へと続く奥深い山がある。

うちの親父が山、川、海と得意げに遊べる術を知っていたのもこんな環境に育ったからでしょうね。

おかげさまで、僕自身も岐阜の地にいながら山菜、川魚、海での素潜りとワイルドに遊べるのもそうした彼の影響。。。

僕が、都市景観とか環境芸術を考える時、他の人とは異なるスケール感で考えてしまうのは、そんな遊びを子供のときに十分させてもらえたからかもしれません。

       

       

いんたーばる

2006-05-19 22:03:55 | 対馬
ここのところ、対馬でのことが続いてます。

本来の制作活動の話とは関係ない内容ですが、こんなことの積み重ねがそれまでと違った考え方、発想につながり、それに必要な技術は必然的に身に付いている。

技術が発想を生む、とか、考えや発想があるから技術が必要になるから、とか、正しくもあるが多分真実ではないことに気付かせてくれるね。

独自の発想を創造しようとするあまり、陥りやすいところです。



そんなわけで、対馬での出来事をまとめながら頭の中をもう少し整理しておきたいと思います。

なんせ、刺激の強い出来事でしたので。。。

つしま7

2006-05-14 17:28:59 | 対馬
たぶん浸水していたらこんな感じかな。。


左が現在                右が浸水時の予想図


浸水ということで、エアコンの室外機、お風呂の湯沸かし器(石油ボイラー)の状態が気になりましたが、こちらの方は何とか無事でした。

実は過去に3回、浸水しているのですがその度に今回は駄目になっただろうと、あきらめて、対馬に渡ったのですが今回も無事。

さすが日本製品。。。というところか。。

ただ、ボイラー内に多少浸水があったためか試し運転の際にかなりの白い煙が出て慌てる一幕もありましたが、ボイラー内の水を排水して、空焚き緊急起動停止を解除してやったら無事復活。



岐阜からの道中、車中一泊してからフェリーに乗り現地に到着したので、一番にお風呂に入りたかったから、これやれやれでした。

つしま6

2006-05-13 01:33:19 | 対馬
5/1

一通り床の汚れを拭き取って、改めて床の状態を確認してみると合板のフローリングが浸水により合板の接着剤が弱り、人が乗るとへこむ状態になっていました。

       
       (お風呂場の入り口付近)
       
       (その手前の洗濯機付近)

どちらも、到着早々に風呂に入るためいち早く清掃しワックスを塗ったので汚れは目立たないが、浸水のため人がのっただけできしむ音がしていましたから相当にヤバい感じでしたね。

で、

比田勝方面にあるホームセンターに行きフローリングなどの床用資材を買うことに。

特売品として出ていて、1坪分(6枚入りB級品)で3980。。。高い!
名古屋近辺なら普通でも3000円以下なのにw

ちなみに、SPFなんかでも198円ぐらいのものが398円。米松なんかの垂木や胴渕なんかは店頭では余り見かけなくて、その他のものでも定価より安くはなかった。

その代わりと言っては何ですが、杉材は比較的安く間伐材を製材した感じのものが多かったな。。。一応、対馬は国定公園みたいだし不用意に伐採もできない感じだからそんな感じなのかな。。。

       

       

まぁ、離島価格というところかな。船で運ぶ手間賃が付いているのねきっと!

そんなわけで、したの写真はフローリングを張り直したあとね。

       

       

つしま5

2006-05-12 16:36:29 | 対馬
4/30

29日に到着後、とりあえず、母と二人で家中の掃除機がけと濡れ雑巾による清掃開始!

大垣から出かける前に、しゃがんで雑巾をかけるのが辛いということで柄の先に雑巾を取り付けるタイプのモップを購入していたので、母に雑巾モップをまかせ、汚れた雑巾を洗いしぼる役を僕が行い8枚程度の雑巾をローテーションをさせて拭ききりました。

畳、床、壁、柱。。。全部で80畳を超える広さがありましたが1時間半もかからずに完了したのは段取りが良かったのだと自慢したいところです。

また、カビ臭いことも想定していたので、除菌の意味もふまえ大量のお酢をバケツに注いでおいたこともよかったみたいで、畳はふっくらとし、漆塗りの壁面や柱は何となく艶やかな感じになりました。

つづいて、お勝手口のフローリングのお掃除。。。

       

       

       

昨年の水害の跡がそのままということで、かなりの泥が床面に沈着していました。乾いて固まった泥を柄付きタワシでこすりとりある程度、ほうきとちりとりで掃除したのち登場したのが親父が持ってきたモップ2本!

柄付き雑巾と同様に、拭き手と洗い手とでローテーションを組んで使いまわして吹き上げたのですが、思った以上に効果がありました。

最近は、いろいろなタイプの掃除道具が市販されているのでモップというと何となく使い勝手が悪い様な感じもしていましたが細かい粉塵の様な泥の乾いたものには効果絶大ですね。

僕の制作では公共の池を借りて展示する際など結構、同様の細かい粉塵の様な泥が堆積して汚れていることが多いのですが、この方法なら短時間で汚れを拭き取ることができそう。

公園などの池を利用する場合、まず、不安に思うのは池の底面の状態。

汚れたまま展示すれば、池の水に入るたび細かい汚れが舞い上がり、並べた鉄板におおいかぶさる。かといって、全てを清掃するとなれば時間とコストがかかってしまう。

そんな問題を抱えていましたが、この方法なら今迄よりも遥かに早く対応できそうです。

つしま4

2006-05-11 03:31:04 | 対馬
5月10日

4/29に対馬行きのフェリーに乗り午後3時過ぎに到着。それから、車で1時間以上かかり上対馬の親父の実家に到着しました。

       道中、こんな看板もありました。

実は今回この地に訪れた目的は親父の姉さんにあたる人の33回忌の供養なんですが、昨年、上対馬の方で台風などの豪雨があって2回床下浸水をしていたんです。それの修繕作業が今回の主な目的でもありました。

       
       (赤いラインが浸水水位跡)

また、離島ということで親戚のほとんどはこの島を離れているので浸水があったものの手つかずの状態だったんですよw

名古屋から1000キロ近く、そこからフェリーで5時間、そして、急勾配な険しい山道を2時間近く行かねばたどり着けない過疎化が進んだ場所ですから仕方が無いのですが。。。

     

ただ、昔とは異なり厳原(いずはら)と比田勝(ひたかつ)ホームセンターができたので修繕用の資材はある程度入手できるようになりました。

でも、やはり本州で買うよりも高い!!

でもでも、ずっと以前は対馬では買えないからその殆どを自家用車に積んで島に渡るようにしていたことを思えば有り難い限りです。

       
(塗料は比較的標準価格でした。海辺ということで消費が多いからでしょうか?)